Folland Fo.145 Gnat F.1
(scissors and Planes 5090.)
フォーランド・ナット軽戦闘機 (1:144) ペーパークラフト
Mig-25に続いて144スケールの航空機、
イギリス・フォーランドエアクラフト社の軽戦闘機「ナット」です
ナット(gnat)は英語で羽虫のブヨのこと、
世代的には第一世代後期のジェット戦闘機ですが名前の通り非常に小さく
大戦中のプロペラ戦闘機と大差ないサイズ
戦闘機が音速を超えレーダーを搭載し…とどんどん大型複雑化していく流れの中で
運用が安易で安価な量産機を目指した故の小型戦闘機でしたが
操縦性は良かったものもその小型・軽量さが仇となり固定武装の機関砲以外の武装搭載量は500kgに満たず
燃料搭載量も心もとないため航続距離も短いと戦闘機としては物足りない機体となってしまいました
そのような事情から生産国イギリスにおいては戦闘機としては採用されることはありませんでしたが
操縦性は評価されやはり小型さには悩まされながらも練習機としては複座型が1970年代まで利用されました
今回作ったのはフィンランドに輸出された単座の戦闘機型、検討用に数機が購入されたようですが
結局本格的な導入には至らなかったようです
先日作ったMig-25、および以前作ったT-6テキサンⅡ練習機と並べて
戦闘機としては極端に大きいMig-25と比べては勿論ですがプロペラ練習機の
テキサンと比べても大分小さい機体
型紙もMig-25ではA4用紙2枚必要だったのが
A4一枚に2機印刷してもまだ余る小ささ
まぁペーパークラフトとしての作りやすさや工数も
必ずしもサイズとは比例しませんが
小さいなりですが機体形状自体は普通の戦闘機とそう変わることはありません
胴体両脇にインテークをとりつけ
主翼・尾翼をとりつけ
士の字の形に
着陸脚をつけて
完成です
用紙が余るので印刷したもう一機、フォーランドナットと言えば…の仕様の方も
近いうちに作っていこうと思います