オハイオ級原子力潜水艦 アラバマ(1:200 ペーパークラフト WAK社) | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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模型(主にペーパークラフト、カードモデル)の製作日記や普段の出来事の覚え書き

United States Navy Ohio-class SSBN-732 Alabama
アメリカ海軍オハイオ級原子力ミサイル潜水艦・アラバマ
(1:200) WAK社ペーパークラフト

 

10月上旬から作りかかっていたオハイオ級潜水艦

これにて完成です

 

ミリタリーオタクに「世界最大の潜水艦といえば」と言えばまず間違いなく名前の挙がる

ソ連のタイフーン級潜水艦と並ぶアメリカの戦略ミサイル潜水艦のオハイオ級

 

横幅が並みの潜水艦の倍は有るタイフーン級と異なり通常のスリムな潜水艦体型ですが

全長は170mとタイフーン級とほぼ同等で西側…というか米軍の保有する最大級の潜水艦級

多数の核弾頭搭載弾道ミサイルを搭載する姿はまさに冷戦時代の象徴的な兵器

オハイオ級に搭載されているトライデントミサイルは射程7000km以上

100ktの核出力(広島の原爆が約16kt)を持つ核弾頭を1基のミサイルに最大8弾頭搭載し

そのトライデントミサイルを1隻で24発搭載…という途方もない破壊力を有します

 

オハイオ級は18隻が建造され、常時10隻前後が任務にあたり

それぞれがどこかの海中に身を潜めていると言われ冷戦中はソ連も同等の

核戦力を有していたことを思うといかに当時の情勢が際どい均衡の元に成り立っていたかが

偲ばれます

 

キットとしては全長170mの潜水艦の1:200スケールモデル…という事で

約全長85cmという大型キット、フルハルな事もあって完成すると結構な迫力

現用潜水艦なので外観自体はシンプルですが広い面を滑らかに面一に作る…というのが

難しかったですね、船体後半を作る頃には慣れてきたので猶更前半部を作った時の処理の甘さが

気になる面もありオハイオ級をもう一隻…は流石にないですがもう一度現用潜水艦には

チャレンジしたい所です

 

過去に作った同スケールの潜水艦と並べ

手前は大戦中のイギリスの標準的な潜水艦T型(全長約85m)

真ん中は大戦中の潜水艦の中では大きい事(と大砲装備)で有名なフランスのスルクフ(110m)

時代も違うので単純な比較対象にはなりませんがそれでも遥かに巨大な事が判りますね

 

と言う訳で2か月ほどの製作期間で完成したオハイオ級潜水艦

あまりのサイズに既に完成品を持て余し気味ですが

色々な意味で新鮮な気持ちで作れたモデルでした

こうなると東の横綱タイフーン級も作って並べたい所ですね

これよりデカいと思うと中々手も出せませんが