Boeing X-37B
ボーイング X-37B 無人宇宙往還機
(scissors and Planes 4837)
1:144スケール ペーパークラフト
先日作ったX-36と一緒に印刷していた
ボーイングX-37B、こちらも小さい機体なのでさらっと製作
スペースシャトルに代表される再利用型の宇宙往還機(スペースプレーン)
その流れをくむ現状最新の機体
とは言え大きさはスペースシャトルと比較して、と言うか通常の航空機よりも
小さい9m程の無人機、貨物室の容量も軽トラほどのサイズ
スペースシャトルは巨大なブースターを装備して宇宙へ飛び出しますが
こちらはその小ささから既存のロケットのペイロードに搭載されて軌道に到達します
有人のスペースシャトルが軌道上に留まれるのが精々2週間ほどだったのに対して
無人のX-37Bはほぼ無制限、最新のミッションでは打ち上げから900日に渡り
軌道上で試験を行い自動操縦での米軍基地への期間を果たしました
最近作ったXプレーンたちで並べて
一見細長くて速そうなX-59がマッハ1ちょっとで
まるっこいX-37Bが自力で到達しているわけでは無いですが
軌道上からの再突入時にはマッハ20を超える…と言うのも面白い所
と言う訳で前回作ったX-36と同じシートに印刷していたX-37B
上記のとおり9m程の機体
主翼も小さいため全体的にコンパクトです
砲弾か座薬か、と言った感じの胴体から
大きな角度で窄まっていく丸い機首と言うのはペーパークラフト的には
なかなか厄介な部分です
後部には尾翼の付け根になるバルジを
主翼は輪郭はスペースシャトルと同じような2重デルタ翼ですが
機体に対する比率は小さめ、代わりに2枚の斜め尾翼が大きめと言う見た目はなかなか変わったバランス
いかにも無人機らしい無機質さがクール
尾部のノズルなどを取り付けて完成
噴出孔が3か所あるようなテクスチャに対してノズルは一つですが
残りの2か所はイオンエンジンのようです
今回のモデルは着陸脚がついていないので簡単にスタンドを製作
コラージュ用の六角形の木製チップにネットで拝借した軌道上の画像を印刷した紙を貼り付け
針金でアームを、機体の取り付けは100均で買ったマグネット、錘に使ったクリップが胴体に
入っているのでこれでくっつきます
今回は実在する機体では初めて作ったスペースプレーンになりました
定番のスペースシャトルもいずれ作ってみたいですね