愛知県蒲郡市 蒲郡港
海上自衛隊 砕氷船「しらせ」 一般公開日
蒲郡港に寄港した南極観測船、砕氷艦「しらせ」の一般公開がありましたので見学に行きました
JRで蒲郡駅へ
今回のしらせ公開は今年の2月に輸送艦しもきたが公開された時と同じ
蒲郡港の11号ふ頭
「しもきた」の時には交通手段がなく
レンタサイクルで行った11号ふ頭でしたが今回は蒲郡駅の近くから
シャトルバスが運行されいました
バスを降りると「しらせ」の前に
開場時間の少しあとに来たので既に乗船待ちの行列ができています
手荷物検査を済ませて行列の最後尾に
行列は舳先の方まで続いていました
砕氷艦らしい浅くて丸い船首が独特
名古屋港には2世代前の砕氷艦「ふじ」が展示されていますが
流石にふじに比べると大きくて近代的な姿
この「しらせ」、普通に南極観測船としても興味はあるのですが
もう一つ印象付いているのが「宇宙よりも遠い場所」というアニメ
4人の少女がそれぞれの目的の為に南極観測隊(作中では民間事業化)に参加し
南極を目指すという作品、4人が民間南極観測隊に選ばれ南極に向かって出発した
物語の中盤~後半の舞台になるのがこの「しらせ」でした
質の高い映像と先が読めないながらも前向きなシナリオで
当時は毎週放送を楽しみにしていた作品です
と言う訳で聖地巡礼的な面もある見学、しらせを下から見上げるだけで
アニメの色々なシーンを思い出します
タラップを登って艦内へ
南極観測船らしく南極での写真が所々にパネル展示されています
船の所属としては海上自衛隊、運用を行う乗員ももちろん自衛隊員ですが
それとは別に官民問わず100人以上の南極観測隊が乗船する船なので
船内も甲板も全体的に広々しています
ヘリ甲板へ
しらせの解説パネル
観測隊が収集した南極の石の展示も
南極の氷を触れる体験なども南極観測船ならでは
船体中央のコンテナヤード
観測基地の近くまで氷を割って接岸して
後は雪上車でこのコンテナを基地まで運ぶよう
艦首のカーゴハッチ
雪上車など船内で整備が必要な装備はこのハッチからクレーンで吊り上げて揚陸
ハッチの背が高いので甲板からでは中の様子は判りませんね
艦首には大型のクレーンが2基
船外のラッタルを登って4階のブリッジへ
戦闘用の艦艇のブリッジに比べると
視野が広く広々としたブリッジ、とは言え凄い人
ブリッジから船首方面を望んで
こうやって船外を確認しながら砕氷を行うのでしょうか
南極の調査拠点に掲揚されていた自衛隊旗
布の旗なんてボロボロになってしまう環境
艦内を色々
観測隊130寝室
先述の「宇宙よりも遠い場所」の主人公たち4人の船室でした
電気こそついていませんがあえてこの部屋の扉が開かれていたのはちょっとしたサービスでしょうか
船内を通過して甲板フロアまで出たら見学終了
護衛艦の様な大砲や装備が見れるわけではありませんが
南極観測船ならではの色々な展示で楽しめた見学でした
ふ頭には近くの自衛隊基地からの
展示車両も少し
自衛隊の広報テントでパンフレットとしらせ缶バッジを頂いて
シャトルバスで駅前に戻ります
シャトルバスを降りてすぐには生命と海科学館
しらせ来港にあわせて企画展が開催されているので
こちらも見に行きます
同館の顔?プレシオサウルスの化石
南極の企画展は無料展示の区画なので気軽に
ここでもしらせが持ってきた南極の氷が展示されていました
もう一つ図書コーナーではブルーインパルスの写真展が
駅前のフードコートでスガキヤのラーメンを
蒲郡まで来たので竹島や竹島水族館なんかも見てこようかと思っていましたが
意外としらせで歩いていて疲れたので今回はこれで帰宅でした