Kamov Ka-52 (Scissors and Planes 4350)
カモフ Ka-52 アリゲーター(ホーカムB)
1:144スケール ペーパークラフト
あっという間に2月も終わり
月末にキリが良く完成したのはロシアのヘリで続いてKa-52です
主に汎用ヘリや対潜ヘリを製造していたカモフ社としては珍しい攻撃ヘリコプター
カモフ社の得意とする2重反転ローター方式、戦闘ヘリとしては世界で唯一
先日作ったMi-28とコンペで争ったKa-50を原型とした発展型
Ka-50はテイルローターが不要な2重反転ローター方式に加え
戦闘ヘリとしてはまたまた斬新な単座機として設計された
コンパクトな機体でした
数々の先鋭的な設計と性能でコンペ対象のMi-28に対して勝利した
Ka-50ですが実際の配備に辺り様々な問題が表面化します
設計上は一人で操縦と火器管制を行えるといっても従来の攻撃ヘリの乗員は
操縦手とオペレーターに分かれているのが常、一人で二人分の仕事を要求される
Ka-50はどちらにも専念できず現場の乗員からは不評を買いました
また、機構の複雑な二重反転ローターによるコスト高も併せてKa-50は
制式採用されながらも生産・配備は遅々として進まず
結果、一度は採用が見送られたMi-28が主力攻撃ヘリに返り咲き
逆にKa-50は調達打ち切りとなっていまいます
カモフ社もこれでは不味いため、不評の原因となった単座式を改めた
複座型のKa-50を開発、複座化に併せて更にセンサー類を強化され
十全に性能を発揮できるようになったこの発展型はKa-52として正式採用
主力機Mi-28の補佐を目的に配備が進められています
今月はロシアのヘリを3機製作
製作時間の減少もありましたが
固定翼機、特にジェット機などに比べるとヘリコプターは
構造が複雑でなかなか1機当たりの時間も掛かりましたね
その分情報量も多くて満足感もありました
製作についてはいつも通り
Ka-52のモデルは真っ黒な試作機と迷彩カラーがありましたが
今回はハボック同様の迷彩カラーを作成。ハインドも迷彩にしておけばよかったですかね
胴体から製作
珍しい尽くしのこの機体
乗員席の配置も攻撃ヘリとしては珍しい並列複座となっています
機体両サイドのエンジンを
尾翼とスタブウィング
SF、というか特撮に出てきそうなメカのような姿
着陸脚も取り付けて
機体部分はほぼ完成
ローターを作ります
点線で囲まれたパーツは厚紙に張り付ける指示
軸に二つのローターを挟んで2重反転ローターに
ローターを機体に取り付けて完成です
今年に入ってからは1:144機体続きなので
3月はそろそろ船にでも手を付けたいですね