Mitsubishi Ki1-II
(Scissors and Planes 1474)
三菱 キ1-Ⅱ 九三式重爆撃機二型 1:144スケール ペーパークラフト
先日のキ2:九三式双発軽爆撃機から続けて同時期の爆撃機を作成
キ2と同じ採用年の九三式を冠したこちらは重爆撃機
キ2と同じくドイツのユンカースK37爆撃機を原型にしていますが
ほぼ同寸のコピーだったキ2とは異なりこちらは二回り以上拡大された
大型機でした
当時旧式化していた八七式重爆撃機の後継機として採用されましたが
故障の多発やエンジンの出力不足に悩まされ現場の評価は芳しくないものだったようです
その評価から後継の九七式重爆の配備を待たず現場では代替機を求める声が強まり
イタリアからフィアット爆撃機を購入、イ式重爆として運用されたりもしました
先日作った九三双軽とならべて
似たようなシルエットながらかなりの大型機
機体評価については九三双軽の方が高かったようですが
今回作製のⅡ型は空気抵抗の改善のために
風防の再設計や固定脚のスパッツ化などの改良が施された改修型
エンジンカバーと一体化したスパッツと機首の銃座が並ぶ前面は
(機体評価はともかく)重厚な印象を受けます
キ2と同じくScissors and Planes の型紙から
今回は茶色の迷彩機を選択です
基本的にはスケール違いのキ2といった構成
オープントップではないので風防まわりはやや複雑
主翼も大きいので補強の桁部品を使います
尾翼はキ2とは少し違った形状
主翼の嵌めあい確認
スパッツと一体化したエンジン部を作ります
左右1部品づつながら複雑な形状…
機体のシルエットはほぼ完成してきました
あとはタイヤやプロペラなど
タイヤは半分スパッツに隠れるので今回は脚柱などは作る必要なし
機銃を忘れていました
これにて完成
機体サイズは大きいですが基本的にはキ2と同型なので
製作期間も同じくらいでした