三菱 キ2-Ⅰ 九三式双発軽爆撃機一型改 (1:144) ペーパークラフト | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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Mitsubishi Ki-2-I Obs (Scissors and Planes 1494)

三菱  キ2-Ⅰ  九三式双発軽爆撃機一型改

1:144スケールペーパークラフト

 

今年も航空機が続きます

サントス・デュモンの飛行機に続いて今年の2機目は

日本陸軍航空隊の初期の爆撃機、

三菱 九三式双発軽爆撃機です

ドイツから輸入したユンカースK37爆撃機を原型に日本で生産された爆撃機

同じユンカースK37を原型にして当機(キ2)とキ1の2種類の爆撃機が開発されました

 

キ1が原型機から二回り以上大型の九三式重爆撃機として再設計されたのに対して

キ2は原型機のサイズ、仕様をほぼ踏襲したほぼコピーと言える機体で

九三式双発軽爆撃機として採用

 

同時期の航空先進国の同系機に比べては見劣りする性能の機体ながら

当時の日本の航空機としては運用性が高く主に日中戦争の初期に活躍したようです

 

トーチカのような機首銃座に開放式のコックピット、剥き出しの固定脚と

WWⅠ辺りの航空機の特徴を色濃く残すレトロなシルエット

今回製作したタイプは操縦手席と後部銃座の間に観測手席を設けた

Ⅰ型改…とされていますがどうにもプラモ以外の画像がなくてよく判らず

マイナー機の辛い所

 

 

型紙はScissors and Planesから

キ2は観測手席のない通常のⅠ型と今回作製のⅠ型改がラインナップ

改良型のⅡ型は無いのが少し残念

因みに最初に印刷した版はちょっとディティールがスッキリしすぎていた感があったので

波板外板っぽいテクスチャを薄く追加して再印刷した物を作成

当時のユンカース機らしい箱型の胴体

因みに開放式のコックピットの機体ですが

シートなどは再現せずに黒塗りの部品で塞いでいる簡単な表現のモデル

尾翼

主翼

機体の外観はほぼ完成

 

着陸脚はフレーム剥き出しの固定脚

細いので針金を挟んで補強しながら組み立てます

最後にプロペラと機銃

機銃はモデルに含まれていなかったので適当な他のモデルから転用です

 

コレで完成

部品点数も少なくて割とさっくり完成出来ました

色はちょっと明るすぎたでしょうか、もうちょっとグレーより+波板外板の表現を強めに入れても

良かったかもしれませんね