ドイツ 重装甲偵察列車 1:144 ペーパークラフト 製作記 | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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模型(主にペーパークラフト、カードモデル)の製作日記や普段の出来事の覚え書き

ドイツ 重装甲偵察列車 シュタイヤ- S.sp(Schwerer Panzerspähwagen)
砲車+指揮車+対空車セット
(BestPaperModels) 1:144
 
今週もあまりまとまった時間がとれず週末の更新となっていましました
仕事の方も少し落ち着かせたいものですがなかなか儘なりません
 
今回は製作分と完成写真で投稿を分けようと思います
BestPaperModels社の陸モノで続いている今月、次に作ったのは
陸モノでも変わり種でドイツの装甲列車です
 
1枚の用紙に3両分のモデルが配置されている型紙
他のモデル同様、HOスケールから1/144へ縮小製作します
 
最初に作ったのは対空砲車
台形の箱型をした車体はペーパークラフトで作る分には非常にシンプル
そのままでは少し寂しかったので銃眼やドアなどのパーツを追加印刷して
ディティールアップしています
対空砲部分はヴィルベルヴィント対空戦車と同じ
2cm4連装対空機関砲にオープントップの防盾を備えた物のようですが
防盾の内側は再現されておらず幌の部品を被せて見えなくするという
なかなか思い切った構造
車体底面、シャーシ部分も表現どころかテクスチャすら書き込まれていない
男らしい割り切り方、確かに完成すれば見えませんが…
 
連結器を取り付け
 
対空砲の銃身は型紙に貼り合わせ表現のパーツが含まれていますが
強度の兼ね合いもあるので針金でつくります
銃身先端のマズル部分は
針金に薄い紙を一巻きして少しだけ太らせて表現
 
対空砲車が完成、幌の表現はもう少し工夫したいですね
 
先日作った線路のある丘のジオラマに配置、このベースだと1両しか配置できません
このモデルには線路は含まれていなかったのでこの後適当な線路モデルを
探すことに…
 
続いて指揮車両
車体部分は共通で上に乗っているのが8角形の指揮塔という違いだけなので
以降の作業はほぼ共通
対空砲車の時には写真に残っていませんでしたが
車体底面と天面は同サイズの厚紙を貼り付けて補強しています
 
型紙の指揮塔だけなら簡単な車両ですが
同型車の写真や模型をみるとどうも実車は通信用の
フレームアンテナを装備していたようなので
ここはちょっと頑張って針金で再現
オーバースケール感はありますがまぁ雰囲気という事で
支柱基部を太らせる表現は不要だったかもしれません
これで2両完成
 
3両目に掛かる前に問題だった展示用の線路を解決
ロシアのSNS、VKで作品を公開されてるRobototehnik-paper様のモデルの中に
HOスケールの列車砲がありそれに付属する線路を転用します
Robototehnik-paper様の公開モデルもユニークなモデル揃いなので
いずれ手を付けたいですね
 
ペーパークラフトの線路モデルと言うとレールを薄切りした用紙で表現するケースが
殆どですが、このモデルは段差のある蛇腹折りで飛び出した部分をレールとして
表現する面白い構造
製作も簡単ですし線路に歪みも出ないので良いですねこの構造は
底面に厚紙を貼って補強
これなら3両配置できそうです
 
最後は砲車
砲塔から作ります
因みにこの砲塔は三号戦車と同型
砲塔の旋回軸はこんな感じに、この上に円盤を1枚張って軸を締めます
細かいディティールと連結器をつければ完成
 
という訳でドイツ重装甲偵察列車の製作部分でした
後日完成品の写真部分を投稿いたします