岐阜県 かかみがはら航空宇宙博物館
2022年7月16日(土)
海の日があり久しぶりの3連休です、世間の学校なども来週あたりから夏休みでしょうか?
学生や親子向けのイベントが増えてくる時期ですね
3連休の一日目という事で16日は各務原の航空宇宙博物館に行ってきました
名鉄で最寄りの駅へ、駅からは地域を巡回するコミュニティバスで
航空宇宙博物館まで移動できます
運賃は100円とお手頃ですが本数は少な目なので
発着時間は確認要、最近?のスマホ経路アプリはこの辺の地域バスも
ちゃんとフォローしてくれるのでありがたいですね
航空宇宙博物館に到着
そういえばこれまで意識していなかったのですが
「かがみがはら航空宇宙博物館」ではなく「かかみがはら航空宇宙博物館」
地名などは「かかみがはら」で駅名とかでは「かがみがはら」と読むので紛らわしいですね
ここ最近は梅雨前線が戻ってきたような天気で
今日も雨予報、この時点ではまだ曇りでしたが後で雨が降ってきました
屋内施設に遊びに来たものそんな理由です
今回の目的はこの日から始まる企画展
「空とぶ船 UF-XS展」です
好きなんですよね飛行艇
エントランスに入るとお馴染みサムルソン
そして飛燕と戦前~大戦機の航空メーカー川崎の歴史
展示格納庫へ、企画展の主役・UF-XS実験飛行艇の正面が
パネル展示スペースとして開けられていますね
機体のサイズは屋外展示のPS-1や同じ格納庫のSTOL実験機飛鳥に
及びませんが、黒い機体とグリッド状のマーキングは存在感があります
展示スペースは普段よりも近づけるように
近くで見るとなかなかの迫力
なかなか見れない艇体腹面
PS-1やUS-2にもみられる波飛沫を隙間に吸い込んで
後方のエラから排出する構造は当機の実験が元になっているそうです
その他機体に備えられた様々な装備、漫然と見ていると判りませんが
解説パネルを見ながらだと色々な試みが検証された事が伺えますね
博物館スタッフさんによるガイドツアー
実験飛行時の記録写真や
他の場所でスクラップ寸前になっていた当機を各務原に
移送した際の写真なんかも展示されていました
各務原に来る前は救難機塗装だったんですね
それはそれで見てみたい
原型機(米軍のUF-1アルバトロス飛行艇)とUF-XSの模型
殆ど原型が残っていませんね
戦後、航空産業を復活させたい日本と
二式大艇など戦時中の日本飛行艇の存在から日本の飛行艇の設計技術に
目を付けていた米国との利害の一致から、米国から貸与された飛行艇を
改造するという形で誕生したこの機体
案外、原型機要素が残っているかとか関係なく原型機を米国が貸与した
という形式だけあれば良かったのかも…等とも想像したりします
という訳でUF-XS展、各務原でも気になっていた機体だけに
詳しく知る機会が得られて良かったですね
機内公開もあったのですが人数制限の事前申請制だったので今回は見送りです
他の展示機もざっくりと
やはり格好いいですねT-2CCVは
飛んでる姿を見て見たかったものです
迫力のSTOL実験機飛鳥
館内をじっくり見廻って退館
博物館のレストランで昼食しようかとも思ったのですが
バスの時間も押していたので駆け足
来た時の曇りから晴れるようならどこか他の場所にも行こうかと思っていたのですが
逆に雨が降って来たので今回の各務原は航空宇宙博物館だけで帰宅でした
来年にはF-4ファントムが納入・展示される予定らしいので
またその時にでも来たいですね、次は晴れている事を祈りましょう