ポーランドグライダー研究所 SZD-6X Nietoperz 実験グライダー
KEL(Kartonowa Encyklopedia Lotnictwa) 1:144 ペーパークラフト
本日更新したあいち航空ミュージアムからの関連ネタです
萱場の無尾翼グライダーの模型を見て触発されて
衝動的に手を付けてしましました
戦後、ポーランドの国立グライダー研究所(Szybowcowy Zakład Doświadczalny)で
製作された無尾翼グライダー、無尾翼のみならず鳥か翼竜のように湾曲した翼が
個性的です
サイズ比較に適当に出したBF109と
無尾翼機の飛行制御の検証のために作られたグライダー
左右主翼の後縁全体が3分割された可動翼となっており
それぞれの操作で多彩な機体コントロールが可能でしたが
複雑すぎた操縦系統はパイロットには不評なようでした
目を引く外観とアクロバットも可能な能力から
しばし航空イベント等で展示飛行を行う事もありましたが
現在はポーランドの航空博物館に収蔵・展示されています
思い付きで製作しましたが
キット自体は結構以前に購入していたポーランドのKELシリーズの1:50モデル
データではなく実型紙のモデルですが、スケール統一のために
スキャンして縮小再印刷しました
普段の1:100→1:144よりさらに縮小率が高いので組立が細かめ
機体内部の補強部品も含まれますが
今回は縮小しているので使用せず
無尾翼機は胴体が出来てしまえば後は左右の翼だけなのでシンプルですね
翼の部品は湾曲部分で二分割
機体底部のソリを付けて完成でした
部品数が少ないのと思い付きの勢いだったのであっという間に完成
少し脱線してしまいましたが次は何を作りましょうか