シュド・エスト S.O.4050 ボートゥールⅡN(1:144) ペーパークラフト | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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SNCASO S.O.4050 Vautour IIN

 (Scissors and Planes 2050) 1:144 ペーパークラフト

シュド・エスト ボートゥールⅡN 

 

先日のウーラガンに続けて

フランス初期の国産戦闘機です

 

第二次世界大戦終結直後より開発が始まった機体

一つの基本設計をベースに戦闘機、攻撃機、偵察機などのバリエーションを

展開できることを要求された機体でした

因みにボートゥールは英語で言うとヴァルチャー(ハゲタカ)の意

 

量産されなかった試作機をボートゥールⅠとして

量産モデルがボートゥールⅡと命名され

単座戦闘機のA型、機首に爆撃手席が設けられた攻撃機型のB型

機首にレーダーを搭載しレーダー手を含むタンデム複座式となった
夜間(全天候)戦闘機のN型の3機種が量産されました

 

本国フランスの他、イスラエルでも運用され

前回のウーラガン同様、旧式化しながらも中東戦争で多くの作戦に投入されました

後退翼を備えたシャープなシルエットと

武骨なポッド式エンジンの対比が面白い機体ですね

 

 

型紙はいつも通りScissors and Planesシリーズより

今回はエンジン部も含めて別糊代にしたい箇所が多いので

普段は現物合わせで手書きしている別糊代を

ペイントソフトで先に作って余白に印刷しておきました

 

製作前のひと手間…にはなりますが

製作自体はこの方がスムーズになりますね

背中の細長いカバーは

位置決め用に小さい糊代を機体につけて取り付け

 

 

主翼自体はシンプルな裏表構造ですが

エンジンポッドが分割が細かいですね

インテークとノズルがある分胴体より手間がかかる面も…左右二つありますしね

反対側も作ります

エンジンポッドの分もあり主翼が重いので

胴体の取り付け時には補強があった方が安心です

 

着陸脚を製作

 

胴体前後にタンデム式の主脚とエンジンポッドに補助脚がある構造

実機はサスペンションがあるのでいいのですが

模型だとうまく調整しないと左右の補助脚が綺麗に接地しないので困りものです

脚カバーを取り付け

以前にデルタダガーを作った時もですが

爆弾倉のある機体はいつかハッチオープン状態に挑戦したいですね

 

主翼縁の整流板を取り付けて完成

 

ポッド式の双発機はシルエットが面白くて作り甲斐がありますね