デハビランド シーヴィクセン FAW1 (1:144) ペーパークラフト | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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de Havilland Sea Vixen FAW1 (Scissors and Planes 2739) 1:144

デ・ハビランド シーヴィクセン 艦上戦闘機 ペーパークラフト

 

帰りの遅い日が続いてなかなか手が進まなかったシーヴィクセン

土曜日を使ってナントカ月内に完成です

 

ヴァンパイア→ヴェノムの双ブーム型機体レイアウトを踏襲しつつも

開発時点からのレーダー搭載、後退翼の採用、エンジンの双発化により

大きく印象が変わりました

 

何より異質感を強めているのが片側にズレた操縦士席のキャノピー

レーダー手との並列複座配置はこれまでのデハビランドの複座戦闘機の伝統ですが

当機では操縦士側にのみキャノピーを配置する変則的なレイアウト

レーダー手側に透明なキャノピーを設けなかった理由は

当時のレーダー画面や電子機器のモニタは光量が低くレーダー手席を暗く保たないと

モニタが見えなかった為と言われています

…それにしてもこれならタンデム複座で良かった気もしますが

 

ヴァンパイア・ヴェノムと空軍採用が主で

海軍型のシーヴァンパイア・シーヴェノムは少数の運用に留まったのに対して

シーヴィクセンは海軍のみの採用なので普通のヴィクセンはありません

 

当初は空軍採用を前提として開発された機体でしたが

試作機のお披露目である航空ショーで観客を巻き込む大事故を起こした事で

空軍での採用はキャンセル、後に海軍が採用する事でシーヴィクセンとなりました

イギリス海軍では初の本格的全天候戦闘機となり1970年代まで運用され

ファントムに後継を譲り退役しました

今回製作のFAW1型も相当の異形ですが

FAW2になるとテイルブームが前に伸びて燃料タンクになっているという

更にものすごいデザイン、いつかそっちも作ってみたいですね

 

 

ここからは前回の途中経過の続きから

反対側の翼を作ります

最初に作った反対側の方では上手く翼の位置を決められなくて

手間取ったのでコチラではガイドになる糊代を追加

大きい機体はこの辺のひと手間掛けた方がやはり作業がスムーズですね

 
テイルブームを作ります
この辺はヴァンパイアと同様
今回も切り欠きは筒型に糊付けしてから切り取ります
テイルブームの取付位置にもガイドを追加
 
残るは着陸脚と細かい部品です
大きさは違うけれどこれまで作ったヴァンパイア系と同じ構造

 

これにて完成

作業時間を細かくしか取れなかったのもあってなかなか時間がかかりました

試行錯誤しながら組んだ分もあって仕上がりも自分的にいまひとつ

もう一個作ればもう少しはすっきり作れそうですし

なんなら今回のノウハウがヴァンパイアやヴェノムに活かせそう迄あるのですが

流石にキリがないですね…

 

今月は飛行機漬けだったのでそろそろ来月はお船を作る方に切り替えていこうと思います