ハフナー ローターバギー 1:144ペーパークラフト(販売サイト:Fiddler's Green)
イギリス軍の実験機(実験車両?)ローターバギーを製作です
ジープから尾翼とローターが生えているこのヘンテコな乗り物ですが歴とした実在機
イギリス軍による航空投下に耐えうる軍用車両の開発計画で誕生した実験機になります
巨大なローターを有していますがヘリコプターではなくローターカイト、
飛行の為の動力を持たない回転翼グライダー
爆撃機で牽引したり地上を走るトラックからワイヤーで引っ張って凧揚げの要領で
飛行実験を行いました。
こんな見た目ですが意外にも滑空性能は良好、ベースとなったウィリスMBジープ
の頑丈さもあり飛行・着陸試験には合格しましたが、ローターバギーがそのような試験を
している時期には既に軍用車両を直接搭載できる大型輸送グライダーが実用化されていた為
それ以上の研究開発は行われませんでした。
(開発時期、規模的にも当初から実用よりも技術検証的な意味が強かった事は想像に難くありません)
今回はアメリカのペーパークラフト販売サイト「Fiddler's Green」様のモデル
用紙の余白にびっしりと手描きのイラストや薀蓄が描き込まれた
懐かしい雰囲気(実際古い)のアナログ感あふれるモデルが特徴です
モデルの単価はやや高めの設定ですが、無料の会員登録で任意のモデル3点の
ダウンロード権がプレゼントされるほか、マジックキーという名前のサブスクリプションプラン
を利用すると毎週4~5点のランダムなモデルのダウンロード権とマジックキーの金額分の
ポイントが付与される為お得です。
同サイトで欲しいモデルがあったらまずは会員登録して無償で手に入れてみてください
会員登録後も欲しいモデルを直接購入するのではなく、マジックキーを購入→付与ポイントでモデル購入
とすればサブスクプランで貰えるモデル分お得になります。
なんか宣伝みたいな能書きが長くなりましたが以下製作記
今回のモデルのオリジナルは約1:34スケール
我が家の航空機モデルの標準に合わせて1:144になるように縮小して製作です
タイヤを取り付け
尻もちをついてしまうようなので頭に錘としてガラクタから取っておいた小ねじを入れます
尾翼と屋根を取り付け
ロータを取り付ける軸をルーフの裏側に固定しておきます
ローターを製作、このサイズだからヘタレる心配はなさそうですが念の為
ローター内部に一本針金を通します
車体に対してかなりの長さのローター
とは言え無動力の回転翼付いてるだけのジープに乗って
空を飛んで降りて来い…なんて言われたら自分なら逃げそうですが
ローターを取り付けて完成
殆ど思い付き、というか適当に選んで手を付けたモデルですが
なかなか味があります
このモデルをわざわざ選んで購入するかと言えば微妙(失礼)ですが
今回のは上記のサブスクプランでDL権を得ていたモデル、
普通は興味を持たないようなアイテムでも気が向いた時には作れるようになっているのは
有難い話です