接着剤のセメダイン社さまのHPで現在公開されている宣伝カーのペーパークラフトを作成しました
なんとも懐かしい雰囲気に釣られて手を出しましたが
実車は昭和20年ごろに走っていた宣伝カー:セメダイン号
数枚の白黒写真からネットの繋がりで元車種の特定、カラー復元がされて
とうとうペーパーモデル化、雑誌の付録となったモノですが
現在は期間限定でダウンロード配布されています(2020年5月末まで)
詳しい経緯はセメダイン社さまのHPに読み甲斐のある内容で公開されていますので
興味のある方は是非読んでペーパークラフトにも挑戦してみてください
作者とセメダイン社さまに感謝しつつ製作開始です
まずは用紙印刷
A4印刷でミニカー標準の1:64スケール
今回は自分の趣味のスケールで1:72に縮小、ミリタリーモデル脳なのです
車体を製作開始
今回ひとつ試みとして窓ガラスの光沢を透明テープで表現してみます
窓部分をくりぬいて別印刷した部品に透明テープを張り付けて裏から取り付け
それっぽくなったでしょうか
箱状の車体ベース部品を作ったら次はタイヤ
糊代がやたら長いのが良く判らなかったのでとりあえず要る分だけでカットです
車体にタイヤを取り付けました
外装の後半部分を作ります
各窓を切り抜き、上部の丸窓は丁度いいサイズだったのでポンチで穴開け
余計な追加工作しなければよく考えられた作りやすいモデルだと思います
車体のベースにぐるっと外装を取り付け
続いて前半部分
同じように窓を切り抜きましたが糊代ギリギリ、今回はそのまま行きましたが
これは窓部品に糊代を移してしまった方が良かったかな…?
車体前部を組立、角の丸い屋根がキュート
窓のサイドミラーは消して別パーツ化してもよかったかも
後部のルーフを取り付け
前部との段になってる部分の穴(黄色いセメダインチューブの看板が付く部分)
はこの段階からセメダインチューブの部品を作って穴の大きさを調整する事をお勧めです
自分は後の祭りでしたが
前部の車体も取り付けて外観は大体完成
フロントの装飾部品を取り付け
紙で作ろうと思うと恐ろしく難しい丸みのある角がスピーカーで隠れるのが有難し
続いてルーフの電飾らしき部品と目を引くセメダインの立体看板
科学特捜隊とかその辺のノリを感じるカラーリングと装飾です
上記の通りセメダインの看板を通す穴はこの段階では調整が難しいので
ルーフの組立時点でスムーズに収まるように調整すると良いと思います
リア側の看板とタイヤカバーを付けて組み立て完了
セメダイン号完成です
角の折り癖の処理など基本的な工作を押さえれば
それほど難易度の高いモデルではないと思います、
今時のアドトラックなどとも比ると異彩を放つこのモデル、一つどうでしょう
それはそれとして気分転換と称した脱線も続いているので
そろそろミリタリーモデルに復帰せねば…