自閉症スペクトラムの窓 -28ページ目

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。子どもの頃にやっていたアニメのトークショーが4月にあるという情報が入って、そのチケットの抽選用のハガキを、主人と書きました。主人も私も、家族そろってアニメ好きです。

 

付き合い始めた頃、結婚した当時の話にもなり、ちょっと懐かしい気分になりました。トークショー、当たったら、うれしいです。以下、お宝のフィギアです。

 

 

4月から、小学校入学の親御さんから、何を身につけていたらいいか、息子の時の経験でいいので、教えて欲しいとお願いされました。

 

同じ小学校の支援級ということで、お子さんによって違うと思いますが、参考までにとお伝えしました。

 

○ランドセルが背負える(嫌がるので、リュックではダメかと学校に掛け合いましたが、ランドセルが必須でした)上履き袋、手提かばんをもって、通学できる。中身が入ると結構重くて、嫌がるので、たいへんでした(捨ててきてしまう)

 

○名前が書ける。汚くても、小さくかけなくてもいいので、自分の名前を書く機会がおおいです。教科書やテストプリント、図工の工作や絵などにも名前をかきます。息子は、ひらがなとしてでなく、記号や絵のような感じで、名前を書いていました。

 

○15分間、座って人の話が聞ける。支援級だと、ぶっ通しでの授業は少なく、課題ややることをかえてやってくれると聞いていたので、学校の授業は、45分間なので、それを3コマにして、15分我慢できれば、身につくものも多いと考えました。

 

○トイレや水を飲みに行くときなど、行先を告げられる。いきなり教室をでていったり、校庭から居なくなると先生がこまるので、どこかへ行くときは、必ず行先を告げるよう、家でも練習しました。

 

○外から帰ってきたら、必ず手洗いうがいを習慣にしました。息子が小学生の頃は、コロナではありませんが、衛生面と、将来の清掃や食品の仕事につくには、とても大事なスキルです。

 

○他人のマネが出来る。「模倣」と言って、人の動作や言葉を真似る力があると、勉強やルールを理解するのに、とても役立ちます。意識して、「同じ」という言葉の概念を作らないと、自閉症の子は、なかなか模倣できません。

 

○交通ルールを守れる。危ないことをしない。危険回避能力を身に着けてもらう。車道に飛び出さない、信号を守る。横断歩道を渡るなど、基本的な交通ルールを守れないと、通学などが出来ない。

 

勉強や係のことなどは、他の1年生と一緒に、ゆっくりしたペースで、楽しく教えてもらえます。親は、子どもが安全に、落ち着いて学校で学べる下準備をしておけばいいのだと思います。

 

息子の時は、入学までに出来たこと、出来なかったこと、それぞれありました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

明日、雪の予報がでていて、心配な息子。「雪だったら、車で駅まで送って欲しい」と、お願いしてきました。天気予報を見ながら、「帰りも、ダメかもしれないから、迎えに来て欲しい」と、追加のお願いをしてきました。

 

ずいぶん先のことを、見通せるようになってきたことに、成長を感じました。

 

 

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LADです。実家に行った時に、原木シイタケが沢山生えていました。

 

 

自分自身、シイタケが苦手で食べたくありません。でも、シイタケを育てるための椎の木を切ったり、菌糸植え付けは、苦になりません。食育だとしたら、食べられるようになってもいいはずですが、難しいです。

 

昨日、息子が寝る前に、喉がイガイガするので、龍角散ダイレクトを飲んで寝るといって、飲んでから寝ていました。朝起きて、喉の調子を確認したところ、大丈夫といって、元気に会社へ行きました。

 

ちょっと、いつもと違う、調子が悪くなるかもしれないというタイミングで、服薬したり、休んだりできると、体調不良にならずに済むので、助かります。

 

1人暮らしをするようになったら、その部分のケアが自分でできる事は、大事なスキルだと思います。

 

息子が他に出来ることをあげてみます。

 

○食べ過ぎたら、キャベジンなどの、胃腸薬を飲んでおく

 

○下痢や軟便など、お腹を壊したら、ビョウフェルミンなどの整腸剤を飲む

 

○節々が痛い、少し鼻が詰まるなどは、葛根湯(粒)などを、飲む。

 

○寝違え、筋肉痛などは、経皮鎮痛剤(クリーム)を、患部に塗る。シップは、接触過敏があるのか、貼れません。

 

これらは、小さい頃から、繰り返し行ってきた予防のしかたを、自分で出来るようになった結果です。

 

まずは、親が子どもが体調不良になる前や、なってしまった時のその前にあった予兆を分析して、予防には、どんな薬がいいのか、早めに寝るなど、体を休める方法を、小さい頃から根気よく教えました。

 

子どもが出来ないうちは、親が薬を飲ませたり、休むよう伝えますが、成長に合わせて、自分の体調管理ですから、自分で出来るように任せていくのがいいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今日は、娘のことです。もうすぐ、バレンタインです。彼氏に渡す、チョコの試作品をつくっていました。以前は、ぶっつけ本番ということが、多かったですが、事前に試作品をつくるというので、成長を感じました。

 

さらに、当日は、2セット分材料を用意して、もし失敗しても、すぐリカバリーできるようにするというではありませんか。

 

失敗を重ねて、経験を積み、もしもの時に備える力がついたことに、ここにも成長を感じました。

 

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LADです。トルコの大地震、日を追うごとに、被害の大きさが分かってきました。障害のある人たちは、どう避難しているのでしょうか。本当に心配です。

 

障害者のグループホーム支援員さんが書いた本を、本屋さんで見つけました。「障害者支援員もやもや日記」です。副題が、「殴られ、蹴られ、噛みつかれる仕事」でした。

 

 

ちょっと、ネタバレあります。ルポライターなどをしていた、今まで介護経験のない主人公が、求人広告の車いすの絵をみて、老人の施設だろうと思って、応募したところから始まります。

 

まったくの素人の方が、採用されます。その目から見た、グループホーム内の不思議さやそこに住んでいる利用者さんの言動に振り回される様子が、赤裸々にかかれていて、興味深かったです。

 

以前、障害者のグループホームの支援員さんは、地域に住んでいるからそこで働いている人が多い、障害特性に理解があって働いているわけではないと、書きましたが、その通りだということが分かりました。

 

それでも、利用者さんと長く付き合うなかで、愛情や自分なりの工夫した支援を考え、実行し、長く続けようと思ってくれる人が、一定数いるので、成り立っているということが分かりました。

 

息子が、グループホームに入るときは、やはり、事業系でなく、福祉系のグループホームに入所できればと、改めて思いました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子が、風呂に入る前に、着替えのパジャマを脱衣所に出しておくのですが、今日は、まだ乾いていなくて、リビングの方に干してありました。

 

風呂に入る前に気がついた息子が、自分で取り込んで、脱衣所にもっていきました。以前なら、「お母さん、パジャマが無いよ~」と、叫ぶだけだったので、成長しました。

 

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