自閉症スペクトラムの窓 -22ページ目

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。玄関横のプランターのチューリップが、ずいぶん伸びました(写真奥)。ムスカリは、まだですが、クロッカスは、満開です。春を感じます。

 

 

娘のバイト先で、店長さん、チーフマネージャーさん、パートさんが一気に辞めたり、移動になってしまい、一緒に働くメンバーが、がらりとかわることがわかり、娘がブルーになっています。

 

人見知りがあり、小心者の娘なので、変化にとても弱いです。バイトも、接客や大人数でないということで、選んだので、このようなことが起こると思っていなかったようです。

 

まずは、不安な娘の気持ちを、とにかく聞きました。一緒に入るお風呂か、車の送迎中が、お話タイムです。ついつい意見をいいたくなるのですが、まず話を聞くことを心掛けています(以前は、母の意見を先に言って失敗していました・・・)

 

他のパートさんから、新しいチーフさんや店長さんのうわさを聞いて、まだ逢ってないのに、心配して、愚痴を言ってきました。

 

「お母さんなら、こう考えるけど・・・」と、前置きして以下の話をしました。「こうしなさい・・」、「こうでしょ・・」と、こちらの意見を押し付けるのはNGです。

 

○まだ逢ってない人のことを、他の人から聞いて、心配してもしょうがない。人によって、合う合わないがあるので、実際に逢ってみたら、話があうかもしれなということ。

 

○チーフさんは、若い方だというので、それは、娘と年が近いということなので、プラス要因ではないかと伝えました。

 

○合わない人、苦手なタイプなら、その時に、接点を極力減らすとか、どう付き合うと自分にダメージが少ないか、対応策を考えればいい。

 

○アルバイトなのだから、本当に無理なら、辞めてしまうことができる。

 

○嫌な人、苦手な人とも一緒に仕事をしないと、お給料はもらえないということを忘れてはいけない。企業は、収益を出さないと、お給料が払えなくなってしまうので、とてもシビアです。

 

新しい環境になったり、新しい人と一緒に働くのは、とてもストレスフルだと思います。

 

ですが、どうしても働かないといけないなら「、嫌々、くよくよ」やるより。「にっこり、自分の仕事はきっちりやり、自分のペースを認めてもらって仕事を続けるといいのではないか」と、アドバイスしました。

 

新しい出会い、新しい生活は、不安がいっぱいですが、出会いのチャンスです。今回のことが、娘の成長に繋がればいいと思いました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

毎日、超特大キャラ鉄イラストを描いているのですが、今日、どこを描いたのか、何故その色のドレスを選んだのか、ちくいち報告したくて、しょうがないようです。

 

人に、自分の気持ちを伝えるのが、苦手だった息子が、ここまでコミュニケーションをとってくることがなかったので、成長を感じます。夕飯後、寝るまでの間、息子と絵談議が楽しいです。

 

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LADです。ウォーキングに行った、川の近くで、スズメがいっぱい木に止まっているのを見つけました。「ちゅんちゅん」と、にぎやかに、おしゃべりしていました。

 

 

先日の勉強会で、障害者年金のことも、教えてくれました。

 

○障害者年金の種類は、2種類。「障害者基礎年金」と「障害者厚生年金(会社勤めの人)」がある。

 

○等級は、1~3級まで。障害者基礎年金では、3級は支給対象外なので、お金はもらえない。

 

○障害者年金の受給判定は、書類のみで、本人面接はない。「医師の診断書」と家族が記載する「病歴・就労状況申請書」2種類のみ。

 

○年金の等級と障害者手帳は、連動していない。手帳がAだからといって、1級になるわけではない。「診断書」や「病歴・就労状況申請書」が判断材料になる。

 

○知的障害の場合は、「精神障害」の診断書が必要。障害者年金申請用の「診断書」を、精神科や心療内科の医師に書いてもらう(小児科の医師も可)。ただし、申請用の「診断書」を書いた経験のある信頼のおける医師に書いてもらうということが重要。

 

○医師の「診断書」と、家族の出す「病歴・就労状況申請書」に、大きな違いがあってはならない。

 

○障害者基礎年金が受給されると、「国民年金の保険料支払い」が免除される。

 

○働いて収入があっても、障害者基礎年金は、もらうことが出来る。一般就労、福祉就労に限らない。

 

○年金支給開始後は、所得制限あり。年収360万円を超えると半額支給や支給停止になってしまう場合がある(遺産相続などは注意が必要)

 

○認定に納得できない場合(不需給を含む)の場合は、再審請求ができるが通るのは、1割。状況悪化の場合は、事後重症請求が可能。

 

以上です。

 

障害者年金の手続きは、事前に準備が出来るので、遅くとも、1年前くらいから、診断書や書類の準備を始めるといいと思います。

 

特に、かかりつけの精神科のない人は、直近になって、診察&診断書を書いてもらおうと思っても、初診をうけつけてもらえないことが多いです。

 

なので、少なくても、2年前くらいから、大人の発達障害を診れて、障害者年金の診断書を書いてもらえる病院を探して、定期的にかかっておくことをお薦めします。

 

【今日のいいとこ探し】

 

テレビを見ていた息子が、「お母さんの好きな馬が出てるよ」と、わざわざ教えに、台所まで来てくれました。優しい息子です。

 

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LADです。北海道釧路で、マグニチュード6.1の地震がありました。最近、少し大きめの地震がおおいですね。トルコの地震の映像などみていると、大きな地震があったら、本当に困ると思いました。

 

障害のある人の住まいの変遷について、勉強会に出てきました。そこで、聞いた数字に驚きました。

 

障害者の家族同居率については、厚生労働省が5年に1回実施している調査で、知的障害者の場合、65歳未満で、92%、65歳以上で、10%だそうです(65歳以上になると、親が認知症になり入所したり、死別しているため極端に低くなるようです)

 

住まいの変遷としては、児童期は、自宅で家族と暮らし、青壮年期になると、以下のような選択肢がでてきます。

 

○自宅で親と暮らす

 →一番多いパターンで、親の認知症や病気などが発症するまで、かなりの年齢まで同居している。8050、9060問題になっている。

 

○地域での独立生活(一人暮らし)やシェアハウス

 →ヘルパー、自立生活援助、地域定着支援などを利用する

 

○グループホーム(平日昼間に、出かける先がある人が利用が原則)

 →ユニット型(個室があるが共同風呂、食堂、トイレ。複数人に世話人が付く)

 →サテライト型(一人暮らし基本マンション等借り上げ)

 →通過型(2年間の期限あり、一人暮らしをするための訓練利用)

 →日中支援介護型(昼間もグループホーム内で支援を受ける)

 

○入所施設

 →老人の介護保険適応外。県主導の大規模型や社会福祉法人運営の包括型などがある。

 

老年期(65歳以上)になると、親が高齢になり、入院、死別で、同居が難しくなります。なので、障害があっても、老人の介護保険施設を利用することになります。

 

老人介護保険だと、同行援護、行動援護、自立訓練等がないので、その部分は、障害者サービスを利用することができます。

 

見取りは、自宅やグループホーム、施設でなく、病院で8割の人が無くなるそうです。

 

障害のある人の住まいは、年代によって変わっていくことがよく分かりました。親亡き後のことを、考えて、早めに準備しておくことが大事だとわかりました。機会があれば、色々な施設見学に行きたいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

昨日、実家で、椿と桜、つつじを9本の植え替えを手伝って、スコップで穴を掘りまくったら、夜のうちから、「筋肉痛」が出て、まともに歩けなくなりました。

 

そんなグロッキーな母に、朝食に、息子がハッシュポテト豚肉焼きを作ってくれました。疲労回復には、豚肉がいいそうです。息子が教えてくれました。

 

 

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