障害のある人の住まいの変遷 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。北海道釧路で、マグニチュード6.1の地震がありました。最近、少し大きめの地震がおおいですね。トルコの地震の映像などみていると、大きな地震があったら、本当に困ると思いました。

 

障害のある人の住まいの変遷について、勉強会に出てきました。そこで、聞いた数字に驚きました。

 

障害者の家族同居率については、厚生労働省が5年に1回実施している調査で、知的障害者の場合、65歳未満で、92%、65歳以上で、10%だそうです(65歳以上になると、親が認知症になり入所したり、死別しているため極端に低くなるようです)

 

住まいの変遷としては、児童期は、自宅で家族と暮らし、青壮年期になると、以下のような選択肢がでてきます。

 

○自宅で親と暮らす

 →一番多いパターンで、親の認知症や病気などが発症するまで、かなりの年齢まで同居している。8050、9060問題になっている。

 

○地域での独立生活(一人暮らし)やシェアハウス

 →ヘルパー、自立生活援助、地域定着支援などを利用する

 

○グループホーム(平日昼間に、出かける先がある人が利用が原則)

 →ユニット型(個室があるが共同風呂、食堂、トイレ。複数人に世話人が付く)

 →サテライト型(一人暮らし基本マンション等借り上げ)

 →通過型(2年間の期限あり、一人暮らしをするための訓練利用)

 →日中支援介護型(昼間もグループホーム内で支援を受ける)

 

○入所施設

 →老人の介護保険適応外。県主導の大規模型や社会福祉法人運営の包括型などがある。

 

老年期(65歳以上)になると、親が高齢になり、入院、死別で、同居が難しくなります。なので、障害があっても、老人の介護保険施設を利用することになります。

 

老人介護保険だと、同行援護、行動援護、自立訓練等がないので、その部分は、障害者サービスを利用することができます。

 

見取りは、自宅やグループホーム、施設でなく、病院で8割の人が無くなるそうです。

 

障害のある人の住まいは、年代によって変わっていくことがよく分かりました。親亡き後のことを、考えて、早めに準備しておくことが大事だとわかりました。機会があれば、色々な施設見学に行きたいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

昨日、実家で、椿と桜、つつじを9本の植え替えを手伝って、スコップで穴を掘りまくったら、夜のうちから、「筋肉痛」が出て、まともに歩けなくなりました。

 

そんなグロッキーな母に、朝食に、息子がハッシュポテト豚肉焼きを作ってくれました。疲労回復には、豚肉がいいそうです。息子が教えてくれました。

 

 

追伸

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