自閉症スペクトラムの窓 -18ページ目

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。玄関横のプランテーのチューリップ咲きました。今年は、暖かいので一気に伸びて、花が咲きました。

 

 

ついに、超巨大イラストが完成しました。朝から、ずっと絵に向かって、腰が痛いといいながら、完成させました。描き始めは、去年の12月、それから、ほぼ毎日、平日は、会社から帰ってきたら、夕食後、テーブルに紙を広げて描きつづけました。

 

休みの日も、午前と午後、自分で時間を決めていたようで、用紙に迎い続けました。下書きをして、そこに水性ボールペンでペン入れと縁どり、その後、色鉛筆で色を塗っていきます。

 

色鉛筆が剝げないように、描きあがった絵の上に、紙を置いて作業するのは、オリジナルの工夫です。

 

こんなに根気よく、絵を描き続けられたのは、本人が自分から描きたいと思ったからです。人から言われてここまでは、絶対にできません。

 

自閉症の子は、よく大きなエンジンを積んだ車にたとえられます。自分から、エンジンをかけて動かせば、すごく早く走るけれど、他人がいくら走らせようとしても、ただの大きな鉄の塊であるというのです。

 

すなわち、自分からやりたい、やろうと思った時に、力を発揮することが出来るということです。今回の息子の超巨大イラストも、まさにそうですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

わざわざ、3時のおやつに間に合うように、息子が駅前のスタバまで行って、新作メニュー買ってきてくれました。

 

息子は、「コーラ フラペチーノ」、炭酸は入っていなくて、コーラが甘かったそうです。父と母は「クリーミー & スイート ミルクコーヒー」を、半分こでもらいました。フラペチーノでなくミルクコーヒーで飲みやすかったです。

 

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LADです。近所のお庭で、ボケの花が満開でした。きれいな花なのに、何故ボケというのでしょうか。不思議です。

 

 

4月から小学校の支援級に入学するお母さんから、相談がありました。入学前の春休み中にやっておいた方がいいことを聞かれました。

 

お子さんの状況や理解力によって何をすればいいのかが違ってきますが、息子の時のことも含めてアドバイスしました。

 

通学のことは、2月のブログで書いているので、そちらを読んもらいました。実際に、通学路をランドセルをしょって歩く練習をするといいというものです。

 

○名前をひらがでいいので、油性ペンでかけるようになっておく

→小学校は、プリントや学習教材が配られると、みんな同じなので、その場で名前を書くように、お道具箱に、ネームペンを入れてあります。自分の物に、自分で名前が書けるように練習しておきましょう。鉛筆とペンは、だいぶ違います。練習が必要です。

 

○自分の持ち物が、ランドセルやカバンに入れられるようにする

 

→自分の持ち物かどうか、区別が付けられるようにしておく。結構、他人の上履き袋や傘、プリントをもってきてしまうことがあります。ひらがなが読めるなら、名前が書いてあるか、確認してからもって帰る癖をつける。文字の読み書きが心配なら、同じマークのシールを貼る等。

 

○椅子に座っている練習

 

→最初は、1分から、それを5分に、それを15分まで我慢できるようにする。1年生は、定型発達の子も45分間じっとは、座っていられません。なので、1年生の授業は、最初の15分で、先生の話を聞き、次の15分で、実物を見ながら体験しながら学び、その後に、プリントやノートをとる時間という風に、飽きないように、授業内容が工夫されているので、大丈夫です。

 

○困った時に、自分からヘルプがだせるようにする

 

→学校は、子どもの数が多いので、自分からヘルプが出せないと、そのまま放置される可能性があります。困った時に、学校なら、担任の先生もしくは自分が好きな先生に相談すればいいことを教えます。実際に親が付き添いをしている時に、担任の先生に、「学校で、息子が困った時に相談に来ます」とお願いするといいと思います。子どもの前ですることによって、困ったら先生に相談すればいいということが浸透すると思います。

 

今から出来ることを、練習し、準備しておくことが大事だと説明しました。さっそく、いろいろ試してみるとお返事をもらいました。少しでも力になれてよかったです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

もうすぐ、3月のダイヤ改正です。自分のいつも乗っている電車と同じ時間の電車が無くなります。

 

何時の電車に乗ればいいか、会社までどのくらい時間がかかるのか、自分で調べて、いくつか候補をあげていました。

 

息子が「鉄」で、よかったと思う瞬間です。

 

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LADです。ご近所のお庭でハクモクレンが、綺麗に咲いていました。卒業式の頃に、綺麗に咲きますね。

 

 

電車通学のことを話していて、避けられない話題に、「痴漢」のことがあります。女の子なら、痴漢に遭わないようにする方法。男の子なら、痴漢に、間違われないようにする方法です。

 

○痴漢にあう(女子)

→女の子の場合は、痴漢に遭わないように、服装に気を付ける。足を広げてシートに座らないように、姿勢を気を付ける。

 

→乗る車両や場所をかえるなど対策する。毎日、同じ車両、同じところに乗ると目をつけられやすいそうです。自閉症の子は、こだわりがあるので、難しいかもしれませんが、気をつけたいポイントです。

 

→プライベートゾーンを、他人に触らせないなどの自分の身を守る方法を教える。必要以上に接触してくる他人から、逃げる方法を教える。リュクを前に抱える、降りる駅でなくても、車外へ出る、「やめて下さい」と大きな声で言う等

 

○痴漢に間違われる、不審者扱いされる(男子)

→痴漢に間違われないように、疑われる行動をとらないようにする。髪や服の匂いを嗅ぐ、下におろした手を不必要に動かす、自分の陰部などを触る等。

 

→対策は、つり革に、両手でつかまる。リュックを前にして両手で持つ、リュックの肩ひもを両手で握りしめる等。手をふさいでおけば、触ったといわれません。

 

→万が一に備えて、本人に、自分には障害あることを説明できるようにしている方もいます。

 

→うちの息子もそうですが、うまく説明できない子の場合は、ヘルプカードを見せたり、「お助けカード」を持たせておいて、見せるという方法もあります。「自閉症という障害があって、うまく話すことが出来ません。母(電話番号)か、○○養護学校(電話番号)に、連絡してください」と、書いたものを持たせて、困った時には、相手に渡すよう教えました。

 

→母や学校に電話をして、携帯やスマホを、相手に渡して話してもらう方法もあると教えました。

 

○男女共通のポイント

→困ったら駅員さんや警察官など、制服を着た人に助けを求めるように教えておきます。「悪いことすると、警察に捕まっちゃうよ・・」と、脅す子は、やってはいけません。警察官は、味方だと教えておきましょう。

 

高等部になり、電車通学になってから、痴漢に遭わないようにとか、痴漢に間違われないようにと教えるのは難しいです。小さい頃から、プライベートゾーンのこと、困った時にヘルプを出すこと、人を不安にさせる言動を、公共の場でしないことなどを、教えていく必要があると思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

巨大イラストの電車の方向幕や車体番号ですが、すごく小さいく描かないといけないのですが、行き先を白塗りで書きたかった息子。

 

大きな絵なら、文字に、色を塗らないように抜き描きするのですが、今回は、2ミリ×10ミリに満たない大きさで、どう描くのかとおもったら、白いボールペンを買ってきて、色鉛筆の上から描いていました。

 

誰かに、教わったのではなく、自分で考えたそうです。すごい創意工夫です。

 

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