自閉症スペクトラムの窓 -13ページ目

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。台風7号は、関東地方への影響は、少なくなりましたが近畿、東海地方の方は、お気をつけ下さい。午前中は、けぶって前も見えないほどのゲリラ豪雨のあと、一転して青空、ですが、にわか雨が降るという、本当に、天気がコロコロと変わる一日でした。

 

 

自閉症の子は、予定変更が苦手です。スケジュールと違うことが、急に入ってくると、癇癪やパニックを起こす子もいます。

 

自分の不安な気持ちを紛らわせるために、人にあったたり、常同行動に出る子もいます。

 

息子も、小さい頃は、予定が変わると、怒ったり、叫んだり、逃げたり、床に寝転んだり、地面に額を打ち付ける自傷行為があったので、本当に困りました。

 

先日、ブログに書きましたが、予告や代替え案の提供で、口頭のみで、予定変更を受け入れられるようになっています。

 

では、どのように、予定変更を受け入れられるようになってもらったかを、書きたいともいます。お子さんによってタイプが違うので、当てはまらないこともあるかと思います。

 

≪予定変更を受け入れられるようになるためにしたこと≫ 

 

○スケジュールと使って予定を伝える

 →嫌なことでなく、楽しいこと、本人が気にしていることから始める

 

○始めと終わりをはっきりさせる。段々と長く作業できるようにする。

 →本人に見通しを持たせる。集中力を継続させる力を養う

 

○親の気分で、基準をかえない。いつも同じ基準で子どもに接する。

 →夫婦のすり合わせをきちっとしておく。

 

○小学校4年生までの漢字を覚えてもらい、文章が書けるように練習

 →文字が書けると、自分でスケジュール管理ができるようになる。スケジュール変更をされても、自分でメモやスケジュールを書き換えて、気持ちの切替ができる。

 

○予定変更した場合、必ず変更後の予定を遂行する。体験させる。

 →嘘をつく人は、信用してもらえない。信用のない人からの予定変更は、受けれてもらえません。

 

○予定変更の時には、毎回なのか、毎日なのかが分からないと不安にさせるので「今回(今日)は、特別」という、言葉を覚えてもらった。

 →今日だけのこと、1回だけの変更なら、受け入れてもらいやすい。

 

以上、気を付けて、小さい頃から息子に教えてきました。療育先や学校などにも、親が育てたいことを伝えて、協力していただきました。

 

「予定変更」ができると、本人も、親も楽になります。

 

【今日のいいとこ探し】

 

自分の誕生日に、何を食べたいかリクエストを聞いたら、「パエリア」というので、具材を聞いたところ、シーフードに、厚切りベーコンだというのです。

 

ですが、普通のお米のパエリアでなく、パスタパエリアだというので、何故かと聞いたら、「○○ちゃん(妹)が、パスタの方が好きだから・・・」と、自分の誕生日メニューなのに、好き嫌いの多い、妹のことを優先してくれました。

 

優しい、お兄ちゃんです。

 

追伸

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LADです。今日は、台風の影響で、雨が降ったりやんだり、湿度が高くて、蒸し暑かったです。

 

台風7号が、関東地方にも上陸するかもしれないというので、週末の予定が変更になりそうで、心配です。

 

小さい頃の息子は、天候による変更でも、受け入れることが難しく、よくパニックを起こしていました。

 

小学校のプール授業は、晴れていても、プールの水温が上がらないと入れないので、学校で大荒れしまり、台風で夕方の散歩が出来ないことが受け入れられず、カッパを着て、公園まで行ったこともありました。

 

今は、大人になり、天気予報を、自分でチェックするので、台風の進路や上陸情報も知っています。なので、変更を受け入れやすいです。

 

電車の遅延や運休、停電や、おばあちゃんの家に行くことが出来ないかもしれないことを伝えおきました。楽しみにしているおばあちゃんの家は、いく予定の日がダメだった場合、いける日を具体的に、伝えてあります。

 

代替えを具体的に保証してあげることで、気持ちを切り替えやすくなります。

 

台風7号の進路によっては、起こるかもしれないことを予告しておけば、今の息子なら、この予定変更を、言葉だけで受け入れることが出来るようになっています。成長を感じました。

 

小さい頃は、スケジュールやカレンダーに変更を書き込むという「視覚支援」をしていました。

 

【くすっと、コーナー】

 

自宅待機中に描いた、「東武スペーシアX」とポケモンキャラのサトシ君とセレナちゃんと、エルさんのキャラ鉄イラストです。

 

 

お父さんから、「なんで、結婚式に、3人なの?」と聞かれた息子。真っ赤になりながら、焦った様子で「こっ、これは、ウエディング雑誌の写真だから、3人でもいいんだよ・・・」と、説明していました。

 

好きな子のことを聞かれて焦る姿がかわいかったです。

 

息子の「セレナちゃんもエルさんも大好き」という、キャラへの愛が溢れたイラストでした。

 

追伸

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LADです。アメトピに掲載されたようです。ブログを見に来てくださった方、ありがとうございます。このブログは、普段は、自閉症スペクトラムの息子と我が家の出来事を書いています。

 

おかげさまで、コロナは、主人のみで済みました。2類から5類になってからコロナに罹るとこんな感じになるというお話を、書かせてもらいます。

 

発熱外来は、数が少ないし、すぐかかれない現実にぶち当たりました。通常の病院業務をしていて、時間や場所を分けて、発熱外来をしているので、1日に診れる人数に限りがあるようです。

 

発熱後、1日経ってからが望ましいそうですが、朝から、電話をかけまくり、9件目の病院で、夕方の予約をとりました。熱が高くなって、明日は、もっと動くのが辛くなりそうだったので、当日診てくれる病院を探しました。

 

自家用車で、病院の駐車場に行き、車の中で待機、看護婦さんが検査キットを持って来て下さり、自分で検査。その後、検体を看護婦さんが受け取り、病院へもっていって検査してくれました。

 

20分ほどまたされて、結果を先生が教えに、車まで来てくださいました。陽性だからといって、医師は何もできないとのことでした。

 

証明書もいらないし、自己責任で、5日間の自宅療養後、10日間必ずマスクをして、お年寄りやハイリスク者との接触をしないよう推奨するとの説明の紙をもらいました。主人は、原則テレワークなので、症状がおさまれば、仕事復帰はすぐにできました。

 

 

薬を希望すれば、解熱剤や咳止め、のどの痛みに効く薬を処方してくれると言われたのですが、薬局で待たされるのが辛いというので、一番強い市販薬の総合感冒薬を買ってきて、それで乗りきりました。

 

主人は、薬が切れると、熱が上がり辛かったようです。3日間は、薬を飲み続けていました。

 

食事は、喉が痛くて、固形物が辛いというので、にゅう麺やお茶漬け、ゼリーに、ウェーダーインなどの補助食品を主に食べていました。水分補給は、欠かせないので、アクエリアス0を、1リットル水筒で枕元に置いていました。

 

食べたいのに、喉が痛くて食べられので辛かったようです。その後、熱は下がり、喉の痛みも4日ほどで、気にならなくなり、食事も、徐々に戻せました。ですが、しばらくは、揚げものや辛い物は、食べたくないと言っていました。

 

喉の違和感や、寒がり等の体調不良がなくなり、完全復帰までは、2週間かかりました。味覚障害や、頭痛、倦怠感などの副作用はでませんでした。よかったです。

 

自分を含め、自閉症の息子や大学生の娘が、罹っていたら心配なので、検査して欲しいとお願いしたのですが、発熱が無いと検査は出来ないと断られました。

 

家に、以前買った「抗原検査キット」があったので、残りの家族は、それで自主検査。全員陰性の結果だったので、必要ない外出、習い事や日中一時支援は、お休み。体力維持の散歩や買い出しには、出かけていました。

 

息子の特例子会社は、自宅待機4日目に体調報告の電話をして、出勤の5日目の朝に、抗原検査結果を写メしてもって来るという対応でした。

 

抗原検査キットは、鼻や喉の粘膜を擦ってするタイプと唾液で出来るタイプがありました。粘膜を擦るほうが精度が高いのですが、息子が居やがったので、唾液タイプにしました。

 

自分も、罹ってしまっていたら、買い物も出来なくなってしまうと思ったので、主人が発熱した日に、息子の食べられる食料、スポーツ飲料、解熱剤、総合感冒薬、栄養補助食品を買い込んでおきました。

 

親だけ罹って、子どもたちが罹らないということも考えられましたが、もう小さくないので、食事や風呂も自分たちで対応できるので、それほど焦りませんでした。

 

【今日のいいとこ探し】

 

もうすぐ、一人暮らしを始める予定の妹を気遣って、仕事帰りに、チョコレートかき氷を買ってきてくれました。

 

偏食がすごい妹が、食べられるものは何か悩んで、チョコレートとかき氷のコラボレーションなら、大丈夫と、考えたようです。

 

他人のことを思いやり、気遣える息子は、自閉症なのに、すごいと思います。優しい、かっこいいお兄ちゃんです。

 

追伸

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