自閉症スペクトラムの窓 -10ページ目

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。ゴールデンウィークのあとに、植えたメロン「コロタン」、花だけが咲いて、ぜんぜん実がならなかったのに、ここにきて実を付けました。暑すぎて、受粉する虫が居なかったことが原因のようです。少し涼しくなって、虫が受粉してくれたようです。大きくなるといいと思います。

 

 

この夏休みに、20歳の誕生日が来るお子さん障害者年金の申請をお手伝いしました。

 

まず、年表をつくってもらいました。診断を受けた年、病院にかかった年、入園、入学等を、一目でわかるようにします。

 

各年代ごとに、療育や福祉サービスの利用、親と子の困り感を書き込んでいきます。それを元に、病歴・職歴状況等申立書を、作成していきます。

 

また、かかりつけ医に、診断書も作成してもらいます。必ず、障害者年金の診断書を書ける先生に書いてもらってください。内容は、親や支援者の手伝いやアドバイスがないと出来ないことは、「できる」には、ならないということを基準に判断してもらってください。

 

このところ、政府の方針なのか、障害者年金がもらいにくくなっているという話を、親の会や保護者の方の集まりで聞くようになりました。

 

実際に、A2のお子さんが、永年でなく、5年ごとの更新になったり、A2でも手帳がもらえないなど、重度の方でも対象から外れてしまうケースがあるそうです。びっくりです。

 

これから障害年金申請は、ますます厳しくなるのかもしれませんが、障害者年金は、親亡きあと、子どもたちが生活していくために、無くてはならない支援だと思います。

 

親の会でも、今の現状をかんがみて、障害者年金の勉強会を企画しようと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

7月に入ってから、今日までの間に、36枚の京急線とのコラボ作品を描き上げたそうです。赤い色鉛筆が、何本も必要になったそうです。

 

凄いペースで描いています。

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村

LADです。昼間は、33度と、まだまだ暑い日が続ていますが、朝晩の空気が、ずいぶん涼しく感じられるようになってきました。柿の木の実が大きくなったり、ミカンの実も日増しに丸みを帯びてきました。秋は、確実に、やってきています。

 

8月25日の朝日新聞朝刊に、「障害児 中1の壁 親の就労を社会で支えて」という、東京都の区議さんが書かれた記事がでていました。

 

障がいのある子を持つ働く親は、小学生時代は、障害の程度にもよりますが、障害があっても「放課後学童クラブ」が利用できます。定型発達の子は、3年生までのところが多いですが、障害がある場合、6年生まで利用できるようです。

 

ですが、中学生になると、放課後児童クラブは無くなり、福祉サービスの「放課後デイサービス」の利用のみになります。「放課後デイサービス」は、「放課後児童クラブ」とちがい、利用日数に制限があったり、必ず近所にあるわけではありません。

 

ひとり親家庭が増えているので、フルタイムで働かなくてはいけない保護者も増えています。しかし、支える環境が追い付いていないことを、記事では書いています。

 

また、自宅外の見守り環境が確保できない場合は、自宅で、兄弟が世話をしないと生活が成り立たないため、ヤングケアラーの問題にも繋がっていると、記事では危機感を募らせています。

 

子育て世代を、社会全体で支える仕組みが必要だということを訴えくださっていて、特に、今回は、障害児の親の就労についてピックアップして訴えてくださったことに感謝します。

 

【今日のいいとこ探し】

 

少し前、誕生日だった息子。会社帰りに、いつも行く駅中のスタバに寄って、自分用ケーキを買ったところ、お祝いメッセージを書いてくれたそうです。

 

 

自分から、言ったからだとは思いますが、うれしかったようで、「僕の宝物」といって、自分の部屋にしまっていました。23歳、お誕生日おめでとうです。

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村

LADです。

 

一人暮らしの娘から、「ブレーカーを落としてしまったけど、どうすればいい?」と、電話がありました。

 

ブレーカーをあげて、復旧作業をした後、給湯器やビデオ電源が落ちていたりした場合、時間などの初期設定が変わっている時があるので確認するように、教えました。

 

また、どの電化製品を使っていたかを確認して、それらをいっぺんに使うと、電気容量のオーバーになって安全のため、ブレーカーが落ちることを説明しました。どの組み合わせなら大丈夫か、試すようにアドバイスしました。

 

他にも、「お茶碗落として割っちゃったけど、どう捨てるの?とか、「近くのスーパーの鳥の冷凍唐揚げが高いんだけど・・」、「切ったグレープフルーツは、いつまで持つの?」と、なんでそれを聞くの・・・という、内容の電話がかかってきます。

 

一人暮らしをするにあたって、こういう悩みが出てくるのは、分かっていました。これを、会社に勤めて、働きながらやることは、娘には無理です。なので、学生のうちに、一人暮らしを始めたのです。

 

脳の処理能力が、お一人様専用(マルチタスクで色々とこなすことが難しい)タイプだということは、本人もわかっています。

 

ひとつひとつ、解決策や理由を伝えて、一人暮らし、自分のことは自分で責任をとるという経験値を、増やしてもらっています。

 

9月から大学の授業も始まります。次は、就職に向けての行動を起こしてもらいたいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子が娘に買ってあげた苺猫のぬいぐるみ、娘の元で、活躍しているようです。ほっこり写真がおくられてきました。寂しくないようにと送った兄の気持ちが伝わっていると思います。

 

 

追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村