自閉症スペクトラムの窓 -9ページ目

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。朝の5:50に、娘から電話がありました。何事かと、びっくりしたのですが、「この時間なら、お兄ちゃんを会社へ送り出して起きてると思った。お腹壊した時の食事ってどんなのだっけ?」という、困りごとのお問合せ。

 

にゅう麺やお茶漬けを出していた話をしたら、「そうだった、ありがとう・・・」と言われて、そうそうに通話はきれました。

 

体調が悪くても、自分で対応しなといいけないので、一人暮らしは大変ですね。夕方、調子を確認するLINEを送ったら、薬も飲んで落ち着いたようでした。ほっとしました。

 

自閉スペクトラム症の子は、自分の意思をはっきり表せなくて、言われたとおりに受動的に行動することが多々あります。

 

それは、自分が何をしたいか、うまく伝えられていない、もしくは、自分の意思を人に伝えて、自分の思うようにしていいという経験を積んでいないからです。

 

我慢してきた子どもは、思春期になり、自分の思う通りならないことのストレスから、他害や自傷が酷くなり、体も大きくなってきているので、問題行動となってしまいます。

 

小さい頃から、「意思表示をして、周りに伝える」、「自分のことは、自分で選らんでいい」という体験を、親や支援者が、意識して子どもに提供しておくことが大事です。

 

簡単な方法は、選択肢を2つ用意しして、どちらかを選ばせることです。自分で、一から考えて行動するのは、なかなか難しいですが、どちらかを選ぶというのは、比較的、自分の気持ちを表しやすいです。

 

どちらかを選んだら、「○○君は、△△が、食べたかったんだね。わかったよ。△△食べていいよ」と、選べて、それが伝わったことを褒めて、選んだものを手に入れさせてあげてください。

 

これを、何回も繰り返すことで、少しづつ、自分の気持ちを相手に伝えるというのは、どういうことかというのが分かってきます。

 

選ぶのでなく、自分が欲しいもの、やりたいことを相手に伝えられるようになると、ずいぶん落ち着くと思います。将来の自律に向けて、とても大切なスキルだと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

スタバの新作、「おさつバターフラペチーノ」を、息子が買ってきてくれるというので、お願いしました。

 

 

主人は今、体調を考えて、牛乳を控えています。ミルクを豆乳に換えて注文してもらいました。お願いした時には、不安そうでしたが、頑張って買ってきてくれました。

 

帰ってきたら、「言われた通りに、豆乳フラペチーノ買えたよ!」と、嬉しそうに報告してくれました。隠し味の塩芋ケンピが、美味しかったです。

 

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LADです。ニュースで、東京の8月の平均気温が、真夏日(30度)を、1日も下回らなかったといっていました。本当に、暑い夏でした(まだ、暑い日が続いていますが・・・)

 

9月1日は、防災の日でした。今年は、関東大震災から100年になるそうです。自閉症のお子さんいる家庭の防災について考えました。我が家の場合です。

 

○自宅が倒壊、車がつかえなくなったら、地域の避難所(息子の通った小学校)へ避難する(出来れば自宅避難や車避難をする予定)

 →大勢が暮らす体育館は、感覚過敏のある自閉症の息子には辛いと思います。避難所に登録だけして、出来れば自宅避難をしようとおもっています。登録すると、食品や生活用品の配給が、家族分もらえます。

 

○食料品、水、お菓子などを、数日分備蓄する

 →息子は、小さい頃、すごい偏食でした。決まった銘柄のカップ麺やお菓子しか食べなかったので、その頃は、息子が食べられる食品をストックしました。カップ麺などは、お湯だけでつくれて、息子も好きだったので、多めに用意していました。

 

○避難所へ、本人のお気にいりのもの、安心グッズを持っていく

 →慣れない避難所生活で、本人これがあれば落ち着くというものを持て行きます。お気に入りの毛布や枕、ぬいぐるみ、本等。場所がかわっても、家で使っていたものがあれば、落ち着きます。パーテーション等がなくても、体を毛布でくるんだり、フードをかぶるだけでも、落ち着きが違います。

 

○避難所に、本人が、時間をつぶせるものを持参する

 →充電やWi-Fi環境の問題もありますが、スマホやタブレットがあれば、心強いですね。息子は、絵を描くのが好きなので、お絵かきセットを持って行かせます。

 

○災害によって、親が怪我をしたり、死んでしまった場合を考えて、子どものサポートブックをつくっておく。

 →服薬がある場合は薬の情報。通院先、療育先や学校、職場の情報。子どもと接するときのポイント、声掛けの仕方、好きな食べ物、好きなテレビ番組、好きなゲーム等。初めて会う第3者が、子どもの面倒をみると仮定して、必要なことを書いておきます。

 

○家族が、外出等で家に居ない場合、連絡をどうするか、どこで落ち合うか決めておく。

 →自宅が倒壊、車がつかえない場合は、避難所へ。それ以外は、自宅で避難生活をおくる予定。GPS機能アプリを各自のスマホに入れてあります。

 

以上、今の時点で、我が家でやっている防災です。いつどこで、災害にあうかわかりません。一度、ご家庭で、話し合いをもつと、いいと思います。

 

【くすっと、コーナー】

 

息子が、外出すると300枚くらい、写真を撮ってきます。普通は、電車か、キャラ撮り、お昼に食べたメニューか、帰りに買うスタバのフラペチーノ写真です。

 

 

そんな息子の撮ってきた写真の中に、上記のような自撮り写真ありました。超レアです。自撮りしようと思って、顔が、うまく入らなかったのだと思いました。

 

よくよく息子に聞いたら自撮りでなく、手に帽子を持って撮った、マリオ帽子とのキャラ鉄写真ということが分かりました。自撮り失敗写真ではありませんでした ( ´艸`)

 

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LADです。朝晩の空気がだいぶ、涼しく感じられるようになってきました。暑い夏も、もうすぐ終わりそうです。

 

親の会の方を話をしていて、子どもが、「触法」案件をおこして、警察に逮捕されてしまったらどうしたらいいのかという話題になりました。

 

痴漢と勘違いされたり、わざとではないけれど、手を払ったり、鳴き声が嫌で子どもを押してしまい暴行ととられてしまったりと、突然子どもが逮捕されてしまうという事例が過去にありました。

 

警察に捕まると、障害があっても、留置場に拘留されてしまいます。弁護士以外の人は、面会できません。

 

突然、警察から電話が来るのですから、親は驚いて何をすればいいのか、頭が真っ白になると思います。

 

まずは、自閉症や障害者を理解している弁護士探しです。事業所が大きな福祉団体だったり、大きな会社の特例子会社の場合、顧問弁護士がいるかもしれません。まず、相談してみましょう。

 

住んでいる県の弁護士会が、福祉の理解がある弁護士さんを紹介してくれる場合もあるそうです。

 

この話題も、他の会員さからも詳しい話を聞きたいという声が上がったので、勉強会を開きたいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子がプランターで育てている黄色いカラーピーマン。色づきが途中でとまってしまっています。1週間以上、このままです。

 

「これ以上、黄色くならないから、もう収穫しようか」と聞いたら、「黄色くなるまで、我慢、我慢」、「人間、我慢が大事」と、息子に諭されました。

 

 

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