特別支援学級の先生が危機的状況になっているという現実 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、お正月で、疲れた胃腸に優しい七草がゆで、朝食を作りました。息子も、喜んで食べてくれました。

 

 

昨年12月18日発行の雑誌「AERA」に載っていた記事の内容についてです。

 

題は、「特別支援学級が教員補充の砦に・・」、副題は、「児童生徒数増加なのに、教員を引き抜かれる理不尽」です。

 

通常級の担任がいない場合、「特別支援級」の教員が引き抜かれ、教員不足のしわ寄せが支援級にきているという内容でした。

 

通常級の先生は1人ですが、支援級の先生は、複数いるので、一人足りなくてもなんとかなるという安易な発想があるようです。

 

また、管理職(校長)が、通常級を任せられない先生を、支援級に配属しているという内容もありました。息子の通っていた中学校では、1年間で10日間しか、学校に来ないメンタルが病んでいる先生が支援級の担任をしていました。その先生は、支援級の先生されていますが、普段まったく頼れないということです。

 

その他、再任用の定年後の高齢の先生が、別々に午前と午後、支援級に配属になり、連携が悪くて、夏休みの宿題が2倍出た子がいました(それぞれの先生が別々に宿題を1人の子に出したのです)

 

別な高齢の先生が、夏の水泳の授業で、日傘をさしてプールサイドにいる姿も見ました。支援級の子に何かあっても、助けに入ってくれないということです。

 

支援級の先生の酷い状況は、自分の周りの学校だけの、特別な問題だと思っていましたが、それは違うことが、この記事から分かりました。

 

全国的に、スペシャルニーズな子たちの為の特別支援学級が、危機的状況になっているということが分かりました。

 

この記事のように、支援級を取りまく、教員問題が、多くの人の目に留まることで、解決に向けた動きが出てきてくれればと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

「5等分の花嫁」というアニメが、新たに好きになった息子。

 

今までは、5人全員が好きだったようですが、彼女たちの細かいプロフィールを調べていくうちに、二女の「にの」と三女の「みく」が推しになったようです。

 

好きなことは、どんどん調べる息子です。アニメの原画展が開催されることを調べて、予約を頼んできました。自分の好きなことには、すごく熱心です。

 

追伸

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