LADです。最高気温が15度と、1月とは思えない暖かさですね。我が家的には、穏やかなお正月でした。自分で描いた絵手紙の七福神です。
気候は穏やかですが、能登半島地震の被害がどんどん大きくなっていることが、伝えられています。亡くなられた方のご冥福をお祈りしますとと共に、一日も早く地震がおさまり、元の生活に戻れるようになって欲しいと願ってやみません。
1年以上前ですが、自閉症の子への情報制限の大切を書いた記事を再掲載します。ウクライナとロシアの戦争のニュースが沢山流れていた時に書いたものです。
元旦の地震、2日の羽田空港の衝突事故と、テレビをつけると、ニュースでは、衝撃的な映像が流れ続けていました。その時に、息子がとったのは、自分で自分の気持ちを守る行動でした。
元旦、息子は、家族でいる時に、地震速報が流れ、自宅で地震にあいました。その後、テレビでは、かなりきつめの口調で、「すぐ、逃げること、津波が来る」ことが繰り返し流されました。
飛行機事故の時も、色々な番組が速報で、燃え上がる飛行機の映像を流し続けました。飛行機の大好きな息子には、辛かったようです。
どちらの番組も、途中から止めて、息子は、ケーブルテレビの「Dr.ポールの動物病院」見始めました。今、大好きではまっている番組です。
「怖い」「不安になる」映像や情報から、自分で離れることが出来たのです。自分の気持ちや身を守る、とても大事なスキルだと思います。
以下、ウクライナとロシア戦闘が始まった時に書いた記事です。情報制限の大切さを書いています。
このところ、テレビをつけると、ニュースでは、ロシアのウクライナ侵攻のことばかりやっています。市庁舎や原発の砲撃、難民が国境を越える様子や食料が手に入らないニュースなどです。
今日、仕事から帰ってきた息子が、リビングのテレビを見て、「戦争のニュース怖いからもういい」といって、録画してあった、十津川警部のトラベルミステリーを、見始めました。
息子に対して、「情報制限」をしてあげないといけなかったことに気がつきました。
自閉症の子は、視覚優位なので、今回のように、テレビからの負の情報を、嫌でも受け取り続けてしまいます。
親は、世界情勢が気になり、ついついニュースをつけていました。でも、それが、息子には辛かったようです。悪いことをしました。
ニュースを見るのは、息子が仕事から帰ってくるまで、 息子が起きているときは、息子がニュースを見ていいと言ったときだけにすることにしました。
あと分かったのは、映像はダメですが、ケーブルテレビの文字放送は、大丈夫ということです。全国版や県単位など、ニュースを細かく見ることができます。
こちらは、息子が自分で検索して、列車事故や道路の工事情報、火事のニュースなど見ています。ニュースは、全然見たくないわけではなく、情報量の問題のようです。
息子は、今回、自分で、辛いテレビ映像を見ることをやめられました。親から自律した時に、辛くなくなるものを、自分で止められるのは、大事な生活スキルだと思います。
【今日のいいとこ探し】
仕事はじめだった息子、新年の挨拶も、会社の人にきちっと出来て、いつも通りに仕事ができたそうです。
お正月で、体力が落ちたのか、久しぶりの仕事は、きつかったようです。「3連休は、ゆっくり休みます」と、宣言していました。
追伸
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