LADです。能登半島地震や羽田空港での衝突事故、年初めから痛ましい災害や事故がつづいています。自分や家族の身にふりかかったらと考えると、本当に怖いです。
個人ではどうにもならないことなのですが、準備や気持ちの備えに、日本自閉症協会のホームページからダウンロードできる、「自閉症の人たちのための防災支援ハンドブック」と、「自閉症SOS、助けてカード」のことを書きたいと思います。
日本自閉症協会の防災ページのリンク先を貼っておきます。
「自閉症の人たちのための防災支援ハンドブック」は、東日本大震災を教訓に作成されたものです。「支援する方へ」と「自閉症のあなたと家族の方へ」の2種類があります。
支援者向けのハンドブック(赤)には、自閉症の特性をはじめ、災害時の救助に当たる人へのお願いや避難所での自閉症の特性に応じた個別の配慮の具体例などがイラスト入りで見やすく書かれています。
これを、避難所の方や支援者に、直接渡せばいいようになっています。また、避難所などで起こる問題をQ&A方式で載せているので、支援の仕方がイメージしやすいです。
自閉症本人や家族むけ(黄)のハンドブックには、本人が読んで理解しやすいように、イラストを多く使い、文字には、ルビがふってあります。
災害とは何を指すのか、種類から丁寧に説明しています。
避難とは、日常生活をおくれなくなるということだということも説明してくれています。避難所の生活とはどうなるのか、何を準備しておけばいいのか、具体的なアドバイスがされていて、とても参考になります。
もう一つ、本人が外出時に持っておいて、災害が起きた時、困った時に、他の人に自分が自閉症だということを知らせて、助けてもらうカードを紹介します。A4サイズに記入して、8つ折りにして使います。
表側に、自分の行動地図(自宅や)職場、学校などを書きこむ)と、駅に居たら、電車やバスに乗っていたら、道を歩いている時に災害にあったら、どう行動すればいいのかが一目でわかる、本人向けの指示書がついています。
裏側には、一般的な自閉症への支援のポイントが書かれていて、自分の場合は、こうだと記入することが出来るようになっています。
自閉症の人は、自分から「助けて欲しい」と声をかけるのが難しい人が多いので、このようなヘルプカードは、有効だと思います。
いざという時に、まったく知識がないと、右往左往してしまうと思います。親の慌てる姿や言動は、自閉症の子を不安にさせます。
このハンドブックや「助けてカード」などを使って、自分の家の場合の避難や子どもへの支援方法を、予習やシミュレーションしておくことが大事だと思います。我が家も、週末、家族で避難場所などの話し合いをしようと考えています。
この情報が、少しでも皆様のお役に立てればと思います。
【今日のいいとこ探し】
息子は、明日から仕事はじめです。
作業着や着替え、タオル等、持っていくものを、てきぱきと揃えて、仕事用の携帯の充電、腕時計の時間合わせまでして、9時半きっかりに、寝に自分の部屋へいきました。しっかりしています。
明日から、いつも通りの生活が始まります。
追伸
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