シンガポールで始まった、新たな障害者雇用の仕組み | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、朝から、冷たい雨でしたね。実家で、鹿よけの電柵に、電気が通らなくなってしまったと、連絡があって、朝から、出かけて作業してきました。

 

草を刈って、緩んだ電線を張り直したら、電気が流れるようになりました。一安心です。畑に、作物を植えることはできても、こういった、作業がだんだん難しくなってきています。私の実家では、こんな形で両親の老いを感じています。

 

昨日の朝日新聞に、シンガポールで始まった、「一定の教育を受けていても、障害があるために就労に壁を感じる若者を、企業側が働く経験を積ませて採用につなげる・・・」という、新たな障害者雇用の仕組み」の記事が出ていました。

 

日本の企業(住友生命保険)が、シンガポールで、2019年から始めた就労支援のプラグラムで、TOMOWork(トモワーク)といい、企業が求める人材育成を、12週間プログラムで、おこなうそうです。

 

一定の教育を受けている障害者という中に、知的の遅れのない高機能自閉症の方の事例が取り扱われていました。

 

日本でなく、シンガポールで始めたのは、政府が障害者雇用に投資したり、障害者雇用に意識の高いグルーバル企業が多かったからだそうです。

 

海外では、障害者雇用は、社員の多様性を高め、社会的責任を果たすことにもなるため、積極的に取り組む企業が多いのだそうです。トモワークには、現在、障害者雇用に関心のある51の賛同企業が所属しているそうです。

 

トモワークの特徴は、働くうえで必要なスキルを伸ばし、デジタル技術やコミュニケーションスキルを学ぶだけでなく、賛同企業に講師をしてもらったり、企業の抱える課題を、トモワークの参加者が、解決策を考えたりすることだそうです。そこから、就職につながったケースもあるそうです。

 

他にも、賛同企業以外でも障害者を雇いたい企業があれば、その橋渡しをす仕組みもあるそうです。

 

障害者雇用をしたくても、どうしたらいいかわからない企業と障害者とのネットワーク構築をはかるのが、トモワークだそうです。

 

3年間、192人がプログラムに参加、そのうち88%雇用されたという実績もあるそうです。日本にも、是非、このようなプログラムが誰でも受けられるようになるといいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子のリクエストで、さんまご飯を作りました。一緒に炊くのでなく、焼いたさんまを、後からかやくご飯に混ぜるタイプです。

 

 

もこみち流なので、ご飯には、しめじとシイタケが入るはずだったのですが、母が、シイタケ嫌いなのをしっていて、エノキとしめじでOKにしてくれました。たしい息子です。

 

追伸

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