「特別支援学級及び通級による指導の適切な運用について・・・」考えること | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。娘と、ちょっと早めに、インフルエンザの予防接種を受けてきました。コロナワクチンの4回目接種が受けられるハガキが市から届いたので、「BA5対応ワクチン」に、切り替わったら、すぐ受けたいと思います。

 

今日も、朝日新聞の記事の話題です。4月に文部科学省が、全国の教育委員会に出した「特別支援学級及び通級による指導の適切な運用について」の通知についてです。

 

内容は、「特別支援学級に在籍する児童生徒が大半の時間を通常学級で学び、障害の状況や特性、心身の発達段階などに応じた指導を十分に受けていない」として、週の半分以上は特別支援学級で授業を受けることを求めるというものでした。

 

これは、インクルーシブ教育を否定する内容ではないのでしょうか。

 

子ども一人一人状況、必要な支援、学校それぞれの環境などを、まったく考慮しないで、「障害のある子は、授業の半分を支援級で受ける方がいい」と、決めつける内容に驚きました。

 

記事には、この通知が届いたあとも、現場の学校では、子どもたち優先の対応をしてくれていると書いてあり、ほっとしました。

 

昨日ブログに書いた、国連の「障害者権利委員会」からは、現状の「障害児と定型発達の児童を分離する」、現在の特別支援教育を止めるように、日本政府は求められているそうです。

 

国は、きちっと学校現場の実情を調べて、支援にあたる先生の増員や環境を整える予算をつけて欲しいと思います。

 

【くすっと、コーナー】

 

週末に行った実家の庭の木に、カラスウリが生っていました。

 

 

おばあちゃんが、「きれいに色が変わって、ハロウィンのカボチャみたいでしょう」と言っていたら、息子が、「カボチャじゃないです。カラスウリです」と、真顔で訂正していました ( ´艸`)

 

追伸

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