LADです。今日は、「体育の日」だねと言ったら、息子に「スポーツの日」だと、訂正されました。
調べたところ、昭和38年の東京オリンピックの年に、それまで、「スポーツの日」だった10月の休日を、「体育の日」にかえたそうです。その後、平成29年ごろに、また「スポーツの日」に戻したのだそうです。知りませんでした。
今朝の朝日新聞に、「障害者の権利日本は・・・」という記事が出ていました。
記事の内容は、障害に基づくあらゆる差別禁止などを定める「障害者の権利条約」についての日本の実施状況を国連の委員会が、日本政府へ対面審査を行い、不十分な取り組みへの勧告があったというものです。
≪主な勧告のポイント≫
○強制入院
→自由の剝奪をを認めるすべての法的規定の廃止
○脱施設化
→障害児を含む障害者の施設収容の廃止
○精神科病院のあり方
→隔離・身体拘束・強制投薬などの矯正治療を正当化する法理への懸念
○インクルーシブ教育
→分離された特別教育をやめるため、すべての障害のある生徒が合理的な配慮と、必要な個別支援を受けられるようにすること等
特に、地域社会における自立した生活(脱施設化)と、インクルーシブ教育については緊急的な措置をとるべきだと、いう提言がされたそうです。
この提言の根底には、「地域移行」が進んでおらず、施設入所が約13万人(2019年度)いて、2009~2012年度は、年間5000人程度が地域移行していたが、2018年は、1525人と減少しているそうです。
日本の精神病床数は、約33万2千床あるそうですが、経済協力開発機構(OECD)の加盟国38か国の全精神病床のうち、日本が、その37%を占めているそうで、突出して多いそうです。驚きました。
入院患者は、27万8千人いるそうですが、そのうち、入院期間が「1年以上」の人が、17万1千人いるそうです。
日本では、家族扶養の考えが根強く、負担が大きいため民間病院に頼りがちになるそうです。
国連の委員会は、福祉サービスや医療、住宅を含む地域基盤の充実を一体的に加速させ「脱施設」を進めるべきで、介護や見守りに当たる親族の相談などに応じ、不安にこたえる仕組みも必要だといっています。
障害者の尊厳を重視し、保護すべき対象でなく「人権の主体」とみる考え方への転換も求めているそうです。
新聞記事を見る限り、日本の障害者を取りまく環境が、とても脆弱なことがわかりました。もっと、子どもたちのために、よりより社会をつくれるように、出来ることから頑張っていこうと改めて思いました。
【今日のいいとこ探し】
キャラ鉄の新作です。地下鉄を、ポケモンのヒロイン、セレナちゃんバージョンにラッピングしたらという、自分で考えたオリジナル電車だそうです。想像力が、すごいですね。
追伸
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