小学校進学で、養護学校と支援級のどちらを選べばいいのか・・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。隣の市の総合公園の花壇が、ハロウィンの飾りつけになっていました。月末、お天気をみて、老人ホームに入っている親戚のおばさんをつれてこようと思います。

 

 

「小学校で、養護学校と支援級のどちらを選べばいいですか?」と、年中さんのお母さんから質問されました。

 

これは、子どものタイプ、子どもの希望、親の気持ちで、決めるしかありません。他の人がいうことを聞いて選んでしまうと、後から後悔します。

 

また、住んでいる地域によって、養護学校の小学部の募集人数が違います。希望しても、入れない場合もあります。

 

まずは、地域の小学校と養護学校の小学部見学をすることを、お薦めしました。年長さんになると、4月から「就学相談」が始まり、秋口には、「就学前健診」があり、もう進路を決めないといけなくなります。

 

コロナ下で、見学などがどのくらいできるのかわかりませんが、実際にお子さんを通わす予定の学校見学には、親だけでいいので早めに行くことをお薦めします。

 

実際見た学校の雰囲気、授業の様子、家からの距離等、自分のうちの子が通う姿を想像して、どちらが合う学校が考えてみましょう。

 

≪子どものタイプ≫

○大人数が大丈夫か、友達と遊ぶことが好きか?

 →大人数の活動が負担にならないタイプなら、支援級。交流級に行き、同学年の子どもたちと触れ合う機会が多い支援級が合うと思います。小人数のほうが落ち着くなら、養護学校が合うと思います。

 

 →支援級だと、定型発達の子と一緒に学び、遊ぶ機会があります。養護学校だと、家から遠いこと、家族の付き添いが必要なこともあり、放課後、遊ぶことは難しいと思います。

 

○障害の重さ、人の支援がどのくらい必要なのか。

 →養護学校の方が、先生の人数が多いので手厚く勉強、身辺自立の訓練をしてもらえます。支援級は、 身辺自立も教えてくれますが、基本勉強がメインです。

 

≪子どもの希望≫

 

○子どもの意思を確認する 

 →しゃべれる子なら、見学後、どちらの学校に通いたいのか、率直に聞いてみる。○○小学校と○○養護学校、どちらの学校という聞き方でなく、子どものわかる「お家から歩いていける学校とバスに乗っていった、お部屋に滑り台のあった方」などと、聞いてみましょう。

 →「仲のいいお友達と一緒がいいか、兄妹と一緒の学校がいいかどうか」などと聞くことで、子どもの意思が分かると思います。

 

≪親の気持ち・都合≫

 →最終的に、子どもの状況、気持ちを、確認してから、親からみて、子どもに合っていると思う学校を選ぶのでいいと思います(夫婦で意見は、統一するのも大事ですが・・・)

 

 →通学や付き添い、学校へ行く保護者負担などを考慮に入れます。通学の付き添いは、毎日のこととなります(子どもは1回でも親は行きと帰りで2回)。親が仕事をしている場合などは、とても重要なポイントになります。

 

以上のことをポイントに、夏休み中に養護学校か支援級どちらへ進学するかを、決めていくといいと思います。最後は、親の判断でいいと思います。そちらを、教育委員会へ伝えて、あとは「判定委員会」の評定を待ちましょう。

 

「就学相談」の、「判定委員会」の第3者目線の評定は、早くて年末か年明けにならないとでません。

 

その結果によって、どこへ通うことになるのかは、住んでいる地域によって、親の希望が優先される場合もありますし、判定委員会の判断が優先される場合もあります。自分の住んでいる地域がどちらなのか調べておく必要あります。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子の髪の毛が伸びてきて、切った方がいいと思っていたのですが、昨日、自分から、「髪が伸びたので、○○さんへ電話します」と言って、美容院へ予約の電話を入れていました。

 

昨日は、予約が取れなかったのですが、今日のあさイチ行くことになりました。自分の思った日に、予約が出来なくても、我慢して、次の日へ持ち越すことが出来ました。成長しました。

 

追伸

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