いつもの道が通れなかったら、ルーチンが出来ない時は・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。このところ、気分が落ち込むことが多くて、少し疲れ気味です。朝も、目覚ましより30分以上早くに目が覚めることがあります。

 

疲れが溜まっているのかもしれません。やらなければならないことを、貯めすぎていてるのですが、やる気がでません。うつに気を付けないといけないですね。

 

明日は、安倍総理の国葬があります。東京都内は、あちこち通行止めがあるそうです。自閉症の子は、通学や通勤、買いものへいく通り道にも「こだわり」があり、違う道をいくことを、断固嫌がることが多々あります。

 

息子も、小さい頃は、いつもと違う道を通ろうものなら、泣き叫んでこの世の終わりかのように、パニックになったものです。

 

その時に、言われたのが、自閉症の人は、自分の記憶に頼って生きているので、いつもと違うことは、わからないことと判断します。

 

わからないことは、見通しがたたないということで、それは「不安」、「恐怖」の感情に繋がってしまうのだそうです。

 

いつもの道が通れないだけで、なんで・・・という軽い気持ちではないのだということを、親や支援者が理解してあげることが大事ですね。

 

でも、どうしても、工事や通行止めでいつもの道が通れない場合や、子どもの、いつものルーチンが出来ない場合はどうすればいいでしょうか。

 

その時には、「この道は、今日だけ、特別に通れないんだって・・・」というように、これが、1回だけ、1日だけのことだということで、見通しを立ててあげることで、不安が少なくなります。

 

「特別=いつもと違う」という、言葉の意味を理解できるようになると、普段の生活が、ずいぶん楽になると思います。

 

このような経験をもとに、「特別」という概念を、子どもの頭の中に作ってあげるといいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

夕飯に出したプチトマトの中に、さくらんぼみたいな「ヘタ」のついたものがありました。

 

 

息子に見せたら、「サクランボみたい、クリームソーダに入れてみる?」と言われました。ジョークっぽく、切り替えされると思いませんでした。びっくりです。

 

追伸

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