自分でやりたいことを選んで、計画できるようになった息子。 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。玄関横のゆず(?)柑橘系の木に、ナミアゲハの幼虫が、住んでいます。今朝、出かける時に、大きさの違う幼虫が、葉っぱの上で、お見合いしていました。この後、どうなるのでしょうか。気になります。

 

 

明日は、ガイヘルさんとのお出かけです。行きたい場所、そこへ行くまでの路線を、明日ガイヘルさんに見せるために、メモ用紙に息子が書いて準備をしていました。

 

ガイヘルさんは、小学校から使っています。昔は、親が行く先を決めて、それをガイヘルさんに伝えて、連れて行ってもらっていました。

 

今、息子は、行きたいところを自分で選んで、計画を立てて出かけていきます。明日の予定を教えてくれたのですが、「すごく成長したなあ」と感じる、出来事がありました。

 

息子の説明はこうです。「明日は、安倍総理の国葬の警備があるので、羽田空港はやめました。東京駅も使わないことにします。なので、○○線(私鉄を使って)、○○駅と、△△駅にに行きます。でも、行ってみて、大丈夫なら、JR線も使うかもしれません」と説明してくれました。

 

国葬があるから、警備が厳し。そういう場所は避けよう。

 

それ以外で、自分の行きたいところを探し、そこへ行くまでの経路のことも考えていました。

 

決めたスケジュールを、絶対遂行するのでなく、臨機応変に行くから大丈夫という境地になっていることに、驚きました。

 

そんな息子も、最初から、自分でなんでも選べて、スケジュールを立てられたわけではありません。

 

小さい頃から、自分で決められるようになってもらうために、自分で選ばせるということを、根気よくやりました。

 

簡単ところから、「今日のおやつは、どちらにする?ドーナッツ?それとも、チョコレート?」という風に、2つから1つ選ぶことを始めて、次に、個数を増やしていきました。自分で選んでいいという経験を積みました。

 

さらには、自分で提案し、それを親や支援者と一緒に楽しむ経験を積んでいきました。提案が適切でなければ、実現しない。思いっきり楽しめないという経験も積みました。

 

スモールステップで、自分で選んで、その結果が自分に返ってくるという経験をしてきたからこそ、よく考え、周りの環境も加味して、スケジュールを立てられるようになったのだ思います。

 

【くすっと、コーナー】

 

今日のプリキュア映画は、すごく楽しかったようです。何故か、正装していくといって、スーツに、ネクタイ締めて出かけました。

 

大好きな映画を見るのは、息子にとって、一大イベントなようです。

 

追伸

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