祖父母が、息子の障害を受け入れるまで・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。台風の影響か、朝から、集中豪雨のように、けぶるくらい雨が降ったりやんだり、気圧も下がっているようです。体調というか、気分があがりません。疲れがたまっているようで、今日は、ぜんぜん作業がすすみませんでした。

 

昨日、実家の父と、息子の将来について色々話ました。息子が、3歳半で、知的障害と自閉症の診断を受けた時のことを思い出しました。

 

母は、息子の誕生から、寝ないし、感覚過敏があり、偏食や多動に悩んで色々相談していたので、診断がついても、驚くことはありませんでした。本なども読んで勉強してくれました。

 

父は、障害があるように見えない、元気なだけだろう。小学校にいけば落ち着くだろうとよく言っていました。また、息子の結婚式まで、長生きするともいっていました。息子が結婚すると思っていたのです。

 

そこから、小・中学校の支援級に通い、養護学校の高等部を経て、特例子会社に入社した今、障害があるけれども、社会に出て働ける大人になったことを喜んでくれて認めてくれています。

 

小学校や家出のエピソードを、実家の両親には、ことあるごとに、写真や家族新聞などで、伝えるようにしました。また、子どもたちも、実家へ連れて行って一緒に遊んだし、畑仕事も手伝うようにしました。

 

おじいいちゃん、おばあちゃんも一緒に、家族旅行にもいきました。実際に、一緒に過ごすことで、息子のこと、障害特性を理解してもらいました。

 

かわいい孫であるということを念頭に置き、息子の自閉症という障害を全面的に受け入れて、理解してくれた父と母に感謝です。

 

困った時にいろいろ相談にのってくれて、実際に子どもたちを預かってくれて、疲れてしまった母を支えてくれました。本当に、父と母に感謝です。

 

主人のお父さんお母さんは、「診断があっても、○○ちゃん(息子)は、かわらないでしょ・・・・」と、最初から自閉症の息子のことを、受け入れてくれました。本当に、ありがたかったです。

 

祖父母の愛に包まれて息子は、成長しました。本当に、感謝しかありません。

 

【今日のいいとこ探し】

 

どうしても見たかった、東北新幹線が、東京駅まで来ると分かった息子。台風が近づいていますが、どうしても見たいとのことで、東京駅まで出かけていきました。

 

 

帰りの電車の時間の連絡がはいった時に、雨が降っていたので、駅まで車で迎えに行くことにしました。実際、迎えの時間になったら、雨がやんでいました。

 

車に乗ってきた息子が、「雨降っていなかったのに、迎えに来てくれてありがとう」と、いうではありませんか。母をねぎらってくれると思いませんでした。優しい息子です。

 

追伸

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