あってはならない、間違った支援・・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。来月に、家族旅行の計画を立てているのですが、コロナ患者が増えていて、実際にいけるのかどうか、とても不安です。

 

今朝の朝日新聞の朝刊に「中学生に袋をかぶせ監禁容疑」という、衝撃的な見出しが出ていました。

 

寝ている発達障害のある中学生の手足を縛り、袋をかぶせて、家から連れ出し、脅し、監禁していたのだそうです。

 

これを行っていたのは、福岡県の放課後デイサービスなどを運営する、NPO法人で、知的障害や発達障害の子を、監禁暴行し、反省文や親への報告のための動画を強要をしたという記事でした。

 

このNPO法人は、短期間で、子どもの状況改善を謳っていて、ホームページには、「身体や知的にハンディキャップを持つ人の人権尊重の為の社会的啓発事業」と、書かれていました。

 

実際おこなっていたのは、高額の療育費を請求し、親の承諾はあるものの子どもには、説明もなく家から連れ出し、押さえつけて、子どもに親の言うことを聞くように脅していたということです。

 

あってはならない、大変ショックな記事です。家庭な暴力、他害、自傷など、問題行動が多いお子さんの支援は、時間もかかりますし、専門家の支援が必要です。

 

こじれてしまったお子さん場合、すぐに効果のある支援は、ありません。子どもの特性を知り、子どもと時間をかけて向き合うことが大事です。

 

家族が、特性のある子どもと接する中で、困り果て、疲弊し、専門家に助けを求めることは、当然です。その時に、専門家だと思っていた相談先が、こんなことをすると、親は思いもしなかったと思います。

 

そんなところに、子どもを送り出してしまった親御さんの後悔も計り知れないと思いますし、被害に遭ったお子さんメンタルも心配です。

 

このような悪質なケースは、きちっと取り締まり、二度とこのようなことが起こらないようにして欲しいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子が、キャラ鉄の「下書き」を見せてくれました。普段、制作途中を見せたがらないので、珍しいです。

 

 

また、この絵ではないのですが、浴衣の柄のハイビスカスの花の色を妹に聞いて、アドバイスをもらっていました

 

絵に関する「こだわり」だいぶ薄れてきたようです。人の意見を聞いたり、人とかかわることで、ずいぶん生きやすくなりますね。

 

追伸

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