LADです。今日も、最高気温35度と、猛暑日でした。外に居ると、苦しいと感じるくらいでした。空気は、乾燥していたからか、夕焼けはきれいでした。
自閉症の子は、自分の体調不良をうまく伝えられない子が多いと、昨日のブログで書きました。
自分から、体調不良を話して伝えてくれる子ならいいですが、言葉が出ていない子、言葉が片言でボキャブラリーが少ない子は、自分の、体調不良を伝えることをしませんし、本人も自分が助けが居る状況になっていることに、なかなか気づきにくいものです。
親が体調不良に気づく方法としては、以下のような方法があります。
○体温を測り、記録する。子どもの平熱を知っておく。
→体温計も、今は、挟んで測らなくても、非接触のものもあります。コロナもありますが、熱が出るということは、体調不良の一番の目安になります。また、本人にも、「熱が37度あるので学校を休みます」という風に、説明できて、納得させやすいです。
→平均体温が高い子(37度いつもある場合)は、学校や放デイなどに、先に伝えておくと、支援者に説明しやすいです。あと、朝、異常に体温の低い(35度台)子もいます。息子も、小学校の頃は、朝、35.8度というのが、平均体温でした。自分のうちの子の平均体温を知っておくといいですね。
○額に手を当てて、熱があるかどうか、親も子もわかるようにしておく
→外出先などで、すぐに体温計の無い場所にいる時に、おでこを触って、自分で熱が高いかどうかわかるようにしておく。感覚的なものですが、目安になります。
○トレイの回数、いつトイレに行ったか・・・
→熱中症になると、トイレの回数が減ります。1人でトイレに行けれる子なら、何時にトイレに行ったか?聞いてみてもいいですね。トイレに行きたくないということは、水分が足りていないということを、教えましょう。
○顔色によって、体調が分かることを教える。
→赤い顔、ほっぺたが熱かったら、熱がある、熱中症の疑いがある。青白い、気持ちが悪かったり、お腹痛いなど、どこか痛い時に、顔川血の気がひいて、青くみえることがある。
体調不良を表す言葉を、ことあるごとに教えて、増やしていく。いざ、具合が悪くなった時に、的確に、親や先生、医者に伝えられるようにする。
○実際に、具合が悪い時に、その状態を指す言葉を教えていく。
→体温計で、37度以上になった時に、その数字を見せて、「37度以上の時は、熱がありますと、教えてね」とか、顔が青白い時に、鏡を見せて「顔が青白いから、苦しいんだね」と、体調不良の自分の様子とそれを現す言葉を教えていきましょう。
○下痢、便秘は、体調不良の1種だと教える。また対処方法を伝える。
→下痢をした時は、「ウンチがゆるい」、「下痢だね」等。下痢もあとは、水を飲むこと、ビョフェルミンなどの整腸剤などを飲むことを教える。
→便秘の場合は、「3日たっても、ウンチがでなかったら、便秘なので教えて・・・」とう、目安となる日にちを決めておく。食欲が落ちた時には、便秘を疑う。便秘は、体に良くないので、薬を飲むことも出来ると伝える。
○熱が出たり、頭がいたかったら、病院へいって治してもらう。薬を飲むことで、元気になる経験を積む。
→「熱があるので病院へ連れて行って・・・」や「下痢をしたので、ビョフェルミンをください」とヘルプを出せるようにする。
自分が具合が悪い自覚し、周りの大人に伝える目安を、本人が分かるようにしておくことが大事です。我慢しすぎて、病状が悪化したり、辛い時間が長引くかないように丁寧に、育てていかないといけないスキルだと思います。
【くすっと、コーナー】
猛暑の中、帰ってきた息子が、あまりにも汗だくで暑そうだったので、アイスを食べるか聞きました。
お風呂に入ってから食べるというので、風呂上りにアイスを出し渡したたところ、「生き返るねえ・・・」と、どこで覚えたのか、古風なおじさんポイ発言をしていて、おもしろかったです。
追伸
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