LADです。ここ数日暑いので、グリーンカーテンのきゅうりが大きくなってきました。小さいきゅうりが出来ています。大きく育つのが楽しみです。
親の会で、高機能自閉症の成人のお子さんをお持ちのお母さんのサロンをひらきました。
年齢は、20代から40代、大学を出ているお子さんも多く、様々な悩みをもっていました。以下に、お悩みをあげてみます。
○一人暮らしをしているが、親亡きあと、誰が子どもの世話をしてくれるのか心配。福祉サービスは使っていない。兄弟もなく、日常生活のことや買い物のことなど、親にヘルプがきて、手伝いに行っている。親がやってることを代行してくれる人やサービスが欲しい。
→社協の「日常生活自立支援事業」を利用したり、厚生労働省と地方自治体が協働している「地域若者サポートステーション事業」を利用することを提案されました。
→いとこや親族で、子どものことをよく知っていて、親亡き後を託せるキーマンを探しておく。親が元気なうちから、交流をもっておくようにする。
○就労移行支援事業所(2年の利用制限有)に通っているが、特例の延長の3年目になっている、就職がうまくいかなかったら、今後どうすればいいか分からない。
→今年1年、実習やインターンを有効に使う。一度、企業就労をすれば、辞めて就労移行支援事業所を使うことができる。
→障害者就業・生活支援センターを利用する。就職や職場への定着に支援とあわせて生活面における支援・相談を一体的に行っている。
○バイトをしていて、月にもらったバイト代数万円を、全部アニメのグッズを買うのに使ってしまいます。このままで、いいのでしょうか。お金の使い方を教えたい。
→障害のある本人だけに任せるのは、よくない。親や専門家と一緒にお金の使い方を覚えてもらうようにするといい。郵貯財団の知的障がい等のある人や保護者・支援者を対象にした金融教育の無料セミナー(講師派遣あり)を、親の会企画で、行ってはどうかという意見がでました。
○大学卒業後、福祉枠の就労(特例子会社希望)を考えているが、どのくらい学校が支援してくれるか分からない。在学中に、どういう準備をすればいいか、どこに聞けばいいのか教えて欲しい。
→大学がインクルーシブ教育を行っているので、学校の就職課を利用する。「ハローワーク障害者専門窓口」を利用する。障害に知識のある専門相談員が、個別に対応してくれます。市町村が開設する「障害者相談支援事業」を利用する。
お子さんの障害の重さ、自律状況、就労状況によって悩みは、様々です。今回は、先輩お母さんや、障害福祉課の相談員の方が、具体的な対応策を考えてくださいました。こういう形で、いろいろなアドバイスをもらえるのは、ありがたいですね。
【今日のいいとこ探し】
会社の社員証を首から下げているのですが、入り口の入館証も兼ねているので、伸びるリールがついています。それが絡んで壊れてしまったそうで、代わりを買おうと、会社の帰りに100均へよったそうです。
黒い色のリールが売っていなかったので、透明なリールを買って帰ってきました。自分で、買いに行けたこともすごいですし、欲しいものが無かった時に、別なもので代用できたことも、自主性と柔軟性が出てきた証拠ですね。
追伸
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