海外VIPが日本にやってくると困ってしまう障害者 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、オンラインの勉強会に出たのですが、思っていた内容と違い、ちょっとがっかりしました。チラシだけだと、詳しい内容がわかりませんね。

 

明日、23日は、バイデン大統領が東京都内で日米首脳会談を行います。また、24日には、日米豪印の「クアッド」首脳会合が開かれます。

 

なので、東京都心は、他県からの警察の応援も入る中、厳戒態勢をとっています。こうなると困るのが、都心で働く障害者です。

 

通勤や通所で、電車やバスを使う障害者が大勢います。

 

普段なら、独り言や、飛び跳ねる、緘黙する、手をひらひらするなどの常同行動をしていても、乗り合わせた周りの人も、駅などの警官も「またか・・・」と、ある意味暖かい目で見守ってくれます。

 

ところが、今回のように海外VIPが、東京にやってくると、警備が俄然厳しくなって、駅や交差点等、あちこちに警官が立っています。職務質問も、いつも以上にしてきます。

 

警視庁だけでは、人数がたりず、他県の警察に出動を依頼します。すると、自閉症をはじめ、障害者の特性を知らない警官が、駅や街角に大勢立つことになるのです。

 

そこで、必要ない「職務質問」にあうと、いうトラブルが増えます。うまく説明ができればいいのですが、質問に答えなかったり、荷物の中身をみせなかったり、逃げようとするなど、「問題行動」を起こし、拘束されたケースもありました。

 

今回の来日は、期間が長いので、とても心配です。嫌な思いをする人がいないことを祈ります。

 

【今日のいいとこ探し】

 

ターミナル駅や空港の近くも通るルートで出かける息子に、警察官に呼び止められたら、ヘルプカードを見せて、「お母さんに連絡してください」というようにいいました。裏に、母の携帯番号と、職場の連絡先が書いてあります。

 

 

すると、自分から、仕事用のカバンからヘルプカードを外してお出かけ用のカバンに付け替えていました。万が一の時の「お守り」ですね。

 

追伸

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