LADです。今日は、親の会の定例会でした。コロナ禍ですが、広報印刷があったので、みんなで集まりました。やはり顔をみて、いろいろ話せるのはいいですね。
春から、就労するお子さんをお持ちのお母さんから、お給料から子どもに、いくらお小遣いを渡しているのか知りたいと聞かれました。
そのお宅のお父さんは、将来の為に、貯金をしておかないとダメだといって、おこづかいを1万円以下にするといっているそうです。母としては、働き出して社会人になるし、自由になるお金を持たせてあげたいと思っていて困っているそうです。
お子さんは、自立通勤ですし、サポート校の時のお友だちと出かけることもあるので、交際費も発生しそうだということです。
一般就労しているお子さんをお持ちのお母さんと、我が家の特例子会社に勤めている息子の場合の話しをしました。
結論からいうと、働いてもらえる金額と、その子その子で必要な額は違うということです。どういうことかというと、以下のようなことです。
企業就労だと、最低賃金計算で、お給料は、約10万円ほどです。福祉事業所だと、工賃は、3000円~55,000円くらいで幅があります。なので、ここから、いくらお小遣いにできるかという問題になります。
また、出かけるにしても、買い物をするにしても、親御さんが一緒で、欲しい物の金額が高くない場合は、お小遣いは、多く必要ありません。
ご相談のお子さんは、自立通勤ですし、休日お友だちと出かけることもあるそうです。電車も好きなので、遠乗りもしたいそうです。
そうなると、平日、一生懸命働いて、その対価のお給料から、ある程度自由になるまとまった金額をお小遣いにするほうが、働くモチベーションに繋がります。
息子は、お小遣いとして下ろす金額の中から、昼ご飯代、床屋代、ガイヘルさんとのお出かけ代、定期以外のPASMO代を払っています。それぞれの予定金額を、ジップロックの袋分けにして、そこから使って、残ったらお小遣いにします。
靴代や、洋服代、臨時に買った録画機器などは、貯金から「特別予算」として下ろして買っています。
ご相談のお母さんには、就労前に、息子さんと、話合って、ひと月いくらくらいお金が必要か計算する。それでうまくいかなければ、増減できることを確認して、月のお小遣いを決めるといいのではというアドバイスになりました。
あと、我が家の場合は、食費・光熱費として一定の金額を息子から、家計にいれてもらっています。将来的に、グループホームや1人暮らしを考えるなら、貯金とお小遣いだけでなく、生活費を意識してもらうことも大事です。
お父さんには、お小遣いは、働くモチベーションになること。2年後、障害者年金がもらえれば、そちらを貯蓄へ回せること、将来的に自立を考えるなら失敗しても、お小遣いの中で、やりくりさせることが必要だと説明することになりました。
あとお父さんが、それでも渋ったら、「あなたのお小遣い、その金額で1ヶ月生活できる?」と、聞くといいという笑い話で終わりました。
【クスっと、コーナー】
その1) 録画していたテレビで、SLの番組を見ながら、息子が自分で、「僕は、鉄オタだもん♪」と、開き直り発言していて面白かったです。
その2) 「新しいプリキュアの絵を描いた」というので、2月から始まった「デリシャスパーティープリキュア」だと思ったら、古いプリキュアの絵でした。
息子的には、「新しく、(以前の)プリキュアの絵を描いた」ということでした。
追伸
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