LADです。娘は、今朝、寝坊はしましたが、起きてきたら、すっきりしていました。
なので、落ち着いていることを確認して、昨日の昼ご飯について、母がLINEしなかったことは謝って、でも娘の態度に、とても嫌な思いをしたこと伝え、ではどうすればよかったかを話しました。今後の為に、正しい行動の確認をするという、事後フォローは大事です。
小学校高学年のお子さんで、困っていても自分からヘルプが出せず、結果、学校でパニックを起こしたり、離席して叱られるという悪循環になってしまって困っているという相談がありました。
自閉症の子は、自分の中で完結してしまって、他人にヘルプを出さない(出せない)子が多くいます。
自分の判断で、出来ないなら投げだす、やらない、無理だからその場から逃げる等の行動をとります。ヘルプを出せば、人に助けてもらえるということを知らないのです。
それが、先生や支援者から見ると、「問題行動」、「困った子」と、とらえられてしまいます。本当は、自閉症の子は、「困っている子」、「助けて欲しいと思っている子」なのです。
自閉症の特性として理解してくれる先生や支援者は、少数なので、子どもが、自分から助けを求められるように、ヘルプを出すとはどういう行動をすればいいのかを、丁寧に教えていく必要があります。
我が家の息子にやった方法です。相談のお子さんに当てはまるかは分かりませんが、例としてお伝えしました。
≪自分から助けをもとめられるようにする練習≫
○交流級が、騒がしい、授業が分からない時は、「○○級(支援級)に戻ります」といって、戻っていい。授業途中で、支援級に帰ってきたら、やることを用意してもらう。
○授業中でも、クールダウンしに、離席していいことにしてもらう。その際は、「保健室(図書館・教材室)行きます」と、申告していく約束にする。
○外出先で困ったら、母に、携帯で、ヘルプ電話をかける。ガイドヘルパーさんとお出かけの時や、療育先で、本人が困ることを、先に設定しておいて、支援者の人に母へ、どうすればいいか助けを求める練習をする。例、お金が足りない。調理用の食材が足りない等
○親が、困った時に、他人、ヘルプを出す姿を見せる。例、スーパーで店員さんへ、「すいません。みりんはどこにありますか?」と聞いて案内してもらう。
○親が、子どもにヘルプを出して、助けてもらう。例、お母さんの眼鏡しらない。見かけたら教えて・・・。お母さん、揚げ物してて手が離せないから、お皿出して・・。手伝ってくれたら、「すごい助かった、ありがとう」、「○○君に、お願いしてよかった」等、お礼を言って、助かったことをアピールする。
○学校や療育先で、「困った事があったら、○○先生に聞くんだよ」と、具体的に、誰にヘルプを出せばいいか、指名しておく。ただ、「助けてもらおう」では、誰に、何をすればいいのか、分からないので、具体的に、子どもがどうすればいいか、イメージがわくようにする。
○学校なら、○○先生。家なら、お母さん、お父さん、放デイなら、○○さんか、居なかったら○○さん。1人で外出先なら、駅なら駅員さん、お店なら、店員さん、怖いことや犯罪がらみなら、警察官と、具体的にヘルプを出す相手を教える。
○助けを求める時に使うフレーズ、枕詞を教える。例、「あのーすいません」、「ちょっといいですか」、「僕、困っているんです」、「わからないので、教えてください」、「一緒にやってください」等
○人に聞くのが、嫌なら、スマホやパソコンで、検索して答えを探す方法を教える。スマホやパソコンを使えるようにする。結構、動画やイラストなどで、答えを見つけることができます。
本人に、人に助けを求めるとは、どういうことかを、分かるように伝える、見本を見せるということを、親がセッティングする必要があるということだと思います。以上が、息子にやっていたことです。
【今日のいいとこ探し】
明日、金曜日に買ってくるといっていた、マックの新商品「ひとくちチェロス」、今日の仕事帰りに買っていいかと、帰宅途中に電話連絡がありました。
もちろん、OKしました。自分の分と、家族で食べる分、2箱買ってきました。外側のカリッとした触感に、中のビターチョコがいい感じで、美味しかったです。息子に感謝です。
追伸
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