自閉症の人を狙う怖い人たち・・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、お正月から溜まっていた、書類整理をしました。やらなければいけないことを、いろいろ忘れていたことに気が付き、慌ててチェックリストを作りました。自分にも、視覚支援が必要でした(笑)

 

就労移行支援事業所へ息子さんが通う方から、事業所の利用者さんで、宗教の勧誘に会い家を出て、帰ってこなくなってしまった方がいるので、注意してくださいという連絡がきました。

 

親の会でその情報をシェアしたところ、いろいろ心配な事例があることが分かりました。自閉症の人を狙う、怖い人が沢山いることが分かりました。気を付けないといけないですね。

 

市内のターミナル駅で、サポート校に通っていた子が、声をかけられる宗教勧誘がありました。宗教がらみは、多人数できますし、声がけが周到なので、要注意です。

 

「休みの日に教会にくれば、同じ年代の友達もできるし、可愛い女の子もいるよ」と、言われ、体験だというので教会に行ってしまい、入信を勧められました。さらに、金銭も要求されました。

 

サポート校の制服を着ていた子を狙って、声をかけていたようです。その子は、友達が欲しい、恋人がほしいと思っていたので、甘言に乗ってしまったようです。

 

お父さん、お母さんが、「それは、おかしい。詐欺だ」と言っても、「せっかく友達が出来たのに、なんで邪魔をするんだ」と、聞く耳をもたなかったそうです。思春期なので、親のアドバイスは、入りにくかったようです。

 

学校の先生に、間に入ってもらい、「それは、宗教勧誘の方法で、詐欺になる」ことを、説明してもらい、やっと目が覚めたそうです。

 

携帯電話の番号も換えて、帰宅時間を早めにしてもらうなど、対応をしてもらって、なんとか逃げることができました。友達や恋人が欲しいのに、出来ない、出来にくい、自閉症の子達を狙う、悪質な宗教勧誘です。

 

あと、養護学校の時にあったのは、お友達を語る「おごらせ」です。「友達なら○○買ってよ」と、友達である証は、「物を買ってくれる」ことだと言うグループに、目を付けられてしまい、毎回おごっていたようです。

 

学校帰りに、お金でなくPASMOのチャージ分から、お菓子やジュース代を払わされていて、発覚が遅れました。

 

「友達だから・・」は、痛いところを突くキーワードです。お友だち同士なら、おごりおごられはありだと思いますが、一方的になるとそれは「たかり」だと思います。

 

詐欺なので「電話番号や家の住所を、名前を知らない人に教えない」「インターネット上やアンケート用紙にも書かない」と、息子には、約束させています。

 

また、名前を知らない人から、声をかけられたら、「僕、知らない人と話せません。困ります」と言って、その人から離れるように言ってあります。

 

外出先で、困ったら、母か父の携帯へ連絡するように伝えてあります。うまく説明できない時は、連絡先を書いたヘルプカードを見せるようにいってあります。

 

人を疑ってかかることを、教えるのは悲しいですが、一人で出かける以上、身を守るために必要なことだと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

地域の就労している障害者の集いに参加した息子。乗り換え駅で、相鉄線のネイビーブルーに遭遇。マリオのアミーボ(フィギア)と一緒に

「キャラ鉄」写真を撮ったそうです。

 

 

周りに人が居ないか確認して、撮ったそうです。偉いですね。

 

追伸

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