下見をする大切さを実感しました | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今年は、玄関横のブルーヘブンに、クリスマスオーナメントを飾るのを、すっかり忘れていました。今朝、慌てて飾りつけをしました。もう、明日が、クリスマスイブです。

 

 

今日は、老人ホームに入っている叔母さんを、温室のある公園につれていきました。お天気も良く、久しぶりの外出を、とても喜んでくれました。また、コロナが流行すると、出かけたり、あったりが出来なくなるので、このタイミングで、出かけられてよかったです。

 

公園に、下見に行っておいたおかげで、車いすを借りるのも、温室までの車いすで行ける最短距離もわかっていたので、とてもスムーズでした。下見で、見ているので、あれこれ迷わず、叔母さんとの会話に専念できました。

 

息子の学生の頃にも、大きな学校行事は、必ず下見をするようにしていました。何か、作ったり、やったりすることも下見もしくは、予行練習をしておきました。

 

事前に、息子に見せて体験させておくことで、不安や緊張がやわらげられて、当日は、環境のことを気にせず、自分と周りの人の関係に集中できるので、息子には、よかったようです。

 

一度やったことのあることは、安心して取り組めます。

 

≪下見をした学校行事≫

 

○入学式、新年度の学年の下駄箱、教室チェック

 →クラスは、教えてもらえませんでしたが、学年が使う下駄箱、自分の学年の教室を見ておくと、実際の始業式に混乱がありません。

 

○遠足

 →行く先の建物や名所、トイレなどを、先に見ておくことで、当日の不安が半減されます。また、子どもが気になる場所や、クールダウンしやすい場所などを、担任の先生にいっておくといいですね。

 

○修学旅行

 →泊まる宿、観に行く観光名所、お土産なども見ておきました。移動手段の新幹線なども体験しました。絵付け体験なども先にやっておきました。費用や時間もかかりましたが、いってよかったです。

 

○ボーリングやカラオケなど

 →療育グループで行くことがわかっていたので、ルールや、器具の使い方などを先に、教えておきました。落ち着いている時に、親からわかりやすく説明を受けておけば、当日は、楽しむだけで良くなります。

 

下見は、親が連れていくので、費用や時間がかかります。たいへんなのですが、息子には、とても効果がありました。

 

≪予行練習≫

 

○家庭科のミシン掛け・調理実習

 →先に、作るものやメニューを聞いておいて、家で親と作ります。学校は、学校のやり方があるので、先生の言う通りにやるよう言っておくことが大事です。

 

○図工の版画彫刻 

 →なんのデザインにするか、先に考えておく。彫刻に向いているデザインを先に考える。彫刻刀の使い方を家で教える。補助として、滑り止めシートを準備したりした。

 

○百人一首大会

 →お正月明けの学年退会に向けて、冬休み中に、家族で百人一首を何回もしました。覚えるくらいまで、やったので、学年ベスト10人に選ばれました。

 

親も一緒に、息子が何を学んでいるのか、わかってよかったです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

会社の帰りに、駅前の100均から、電話がありました。会社の名札を付けている、プラスチックのリールが壊れたので、買いにいったのですが、黒がなかったそうです。

 

とても不安そうに、「どうしよう」と相談があったので、「気に入らない色を買うことはないので、今度、別な100均に買いにいけばいい」と、いったら、「わかった、明日クリスマスの食材を買いに、イオンに行くから、その時に100均に行ってみる」と、母のアドバイスから、直ぐに、気持ちを切り替えてくれました。

 

以前なら、怒るか、プチパニックでした。成長しまし。た。

 

 

追伸

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