まだまだ活用できていない「GIGAスクール構想」 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温3度と、真冬の寒さでした。寒い雨が降りました。実家で、農作業をしないといけなかったので、靴の中用カイロと貼るカイロを動員して、なんとかしのぎました。

 

朝日新聞の朝刊に「学びの配慮 すべての子に」という、記事が出ていました。

 

LDや自閉症、ADHDなどの発達障害を「凸凹」と呼び、学びに困難を抱える子どもが、どう学習し、進学の壁を乗り越えるのかというテーマでオンラインイベントが開かれたそうです。

 

「凸凹のある子の未来を輝かせよう~GIGA時代だからできる進学と学び」その中で、話された内容、以下のようです(抜粋)

 

アメリカやイギリスでは、発達障害のある大学生が、約1割(障害全体では2割)いるのに対して、日本では、まだ1%しかいなそうです。

 

あと、大学入学共通テストでは、全国で3千人の人が配慮を受けて受験したそうですが、端末利用が認められたのは、数人にとどまるそうです。

 

また高校では、授業をタブレット、定期試験は、パソコンで受けるなど、支援を受けていた生徒も、ICT教育が盛んな学校の入試でも、

 

小・中学校で使うタブレット端末は、1入りに1台配られているものの全員同じアプリ、同じ使い方だけで、個別に配慮はされていないそうです。なので、せっかくの端末を生かせていないケースも多いようです。もったいないですね。

 

住んでいる市でも、GIGA構想で配られたタブレットは、支援級の子は入っているアプリを、使いこなすことが出来ず、支援級で以前から使われていたタブレットを、順番待ちで利用しているそうです。

 

もっと、障害特性や、そのその子に合った仕様に、個別に対応できるようにしてほしいものです。このような、個別支援に光を当てたイベントが増えていくといいですね。

 

【クスっと、コーナー】

 

週末、ガイヘルさんと一緒に出掛けてとった写真の中に、不思議でカッコいい写真がありました。

 

 

電車の窓越しに撮ったそうですが、なんで特撮のようになったか、わからないそうです。自分でもわからないうちに、凄い写真を撮ってきた息子です。本当に、不思議ですね。