LADです。今年も、あと20日余りとなりました。年賀状の準備をしています。来年の干支は、寅です。スダチに、虎のイラストを描いてみました。なかなか、うまく描けたと、自画自賛です(笑)
障害のある子に、料理を教える必要性について、考える機会がありました。
以前は、息子に、自分の食べる分でいいので、手料理が出来る様になって欲しいと思っていました。
主婦の様に、献立を考えスーパーで買い物をして、冷蔵庫の余った食材で、料理が出来る様になって欲しいと真剣に思っていました。
家で料理を作ってもらったり、買い物へも連れて行って、新鮮な野菜の選び方、お肉の量をラベルで見たり、よく買うものの底値などを教えていました。
ですが、就労して、ある程度、将来像が描けるようになってきて思うのは、毎日、手作り料理はできなくてもいいということです。
グループホームに入所するなら、平日、3食付きです。作っても、朝ごはんだけです。休みの日も、お金さえあれば、コンビニやフェストフードで、すぐ食べられるものが買えます。
息子は、普段、朝5:45に家をでて、夕方5時過ぎに家に帰ってきます。仕事が終わって家に帰ってきたら、もう、のんびりリラっクスタイムです。料理をする余力は、ありません。休日も、電車を見にいったり、ガイヘルや日中一時支援を利用していて、けっこう忙しいです。
今、息子に身に付けてもらっている料理・買い物のスキルは、以下です。このくらいが出来れば、息子の生活だと十分だと思います。
○ガスを使って、安全に、お湯が沸かせる(瞬間ポットでも代替可)カップ麺やスープに使う。
○料理や飲み物に合った、皿やコップをチョイスする。箸、フォーク、スプーンを適切に使えるようにする。適量入る皿をチョイスする。ラップがかけられるようにする。
○お米やカレーなど、レトルト食品を、温めて食べる(ガス台orレンジ)
○冷凍食品、コンビニで買ってきたものを、レンジで温める
○カップ麺を、自分で買ってきて、作って食べる
○使った、鍋や食器を洗う。食器洗剤を適切な量を使えるようにする。手洗いが難しいなら、食洗器を使う。
○店で買ったものを、エコバックに正しく入れる。例、漏れそうなものは、ビニール袋に入れる。重いものを下にして、軽いもの・つぶれやすいものを上に入れる等
○お菓子やおやつを自分で買ってきて、適温でストックする(冷蔵庫、冷凍庫にいれる)例、アイスは、冷凍庫、プリンは冷蔵庫等
○食べかけのものを、正しく保管する。輪ゴムをかけたり、洗濯ばさみで封をする。ビニールに入れる、ラップをかける等
○新品の物の封を開ける。例、牛乳、ドレッシングや冷凍ポテトなど。きちっと、蓋をする。手で開けられないものは、ハサミを使う等
○外食できるようになる。ファストフード、立ち食い蕎麦、フードコートなど。注文、お金を払う。最後に、食器を片付ける。手軽なお店から始める。コロナ禍で、外食を嫌がるので、あまり練習出来ていません。
○コロナ禍対応で、食事をする前に、手を洗う。消毒する。黙食、マスク飲食。
今は、これで十分です。今は、レシピや料理動画なども、調べれば沢山でてきます。
子どもが、自分の好みにあった美味しいものを食べたければ、自分で作るようになると思います。
また、節約の為に自炊したいと思ったら、その時に、詳しく調理や食材からの買い物を覚えてもらってもいいと思っています。
【クスっと、コーナー】
警察番組を見ていた息子が、15歳で、麻薬密売組織に入っていて捕まったという海外の少年の映像を見て、突然、「15で、不良と呼ばれたよ」と、15年以上前のチェッカーズの「ギザギザハートの子守歌」のワンフレーズを歌い出しました。
どこで、そんな古い歌を聞いて覚えたのでしょう。びっくりです。
追伸
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