LADです。今日は、ウォーキングに、隣の市の公園に、紅葉狩り行ってきました。コスプレイベントをやっていて、紅葉の下に煉獄さんが歩いていたり、山の古民家には、忍たま乱太郎の先輩忍者のコスプレの方達がグループで写真撮影をしていて、おもしろかったです。
昨日の勉強会で、「施設で、他の利用者さんに他害してしまうという問題行動を無くしたい、どうすればいいかのアドバイスが欲しい」を先生に質問した方が居ました。
その時に、先生がおっしゃったのは、まず記録をとりましょうということでした。その方が、他害をしてしまう前後を細かく書き出すと、法則性や刺激になる言動が何かわかると、対応が見えてくるそうです。
【問題行動の前後の記録をとる】
〇誰が支援していたのか。
→特定の人に起こるなら、その人を担当から外す。男女や年齢の差、服装の違い、声の大きさ、声掛けが、多い少ない等を、確認。この人の支援が嫌だけど、拒否できずに、他の人に手を出すという代替え行為をする場合があります。
〇他害にあってしまう人は、決まっているのか、いないのか
→特定の人なら、その人との接触を避ける対応がとれます。男女や年齢、声がけの頻度、声の大きさ高さ、服装、行動などに、共通項はないか、確認する。
〇環境のチェック
→天気、気圧、台風の発生、暑さや寒さ、部屋の広さや人の密度、室温、静かかどうか等。天気や気圧は、不可抗力なストレスだが、「明日になれば晴れるからとか、気圧が今、一番下がっているけど、これから上がっていくから・・・」と、辛さがいつまで続くか、見通しを立てることで、我慢しやすくなる。
〇場所は、どこでおこるのか
→学校?放デイ?事業所?家?トイレ?水道?みんなで一緒の時、1人で静かにしているところを邪魔された時?場所が決まっているなら、そこへ行く時は注意する。
〇きっかけや刺激になる「モノ」、「言葉」、「行動」のチェック
→「お片付け」とか、「もう終わり」など、本人が楽しくやっている行動を中断する言葉は、キーワードになることがある。白衣をみると、病院で嫌な思いをしたこと思い出す等。フラッシュバックで、問題行動につながることがある。
何が刺激で、何が嫌で、問題行動を起こすのかが分かれば、対応の仕方があります。避けることが出来ないものが原因でも、親や支援者がそれが理由だと理解することで、イライラせず、当人に当たらなくてよくなります。
記録をとるのは、大変ですが、1週間、1ヶ月、本当は、1年間記録をとると、問題行動だけでなく、子どもの体調や機嫌の好し悪しが見えてきます。
あえて、記録を付けなくても、学校の連絡帳などを、見直してみると、年度初めの不安定さ、梅雨時の登校拒否、運動会や発表会前のストレス行動などが、その月ごとで、いろいろパターン化していることが見えてくると思います。
問題行動は、周りの人から見たら、「困った行動」ですが、本人からすると、「困っているからやってしまう行動」だという、講師の先生の言葉に、心をうたれました。
【今日のいいとこ探し】
来週末の作品展の追いこみをしている息子。何と、今日1日で、7枚もフルカラーのイラストを描いていました。
どの絵も、「キャラ鉄」で、手抜き無しです。すごく頑張っています。作品展が、楽しみですね。
追伸
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