自閉症の人の「偏食」を考える | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。抜歯した日から飲んでいた、痛み止めと化膿どめの抗生剤が、今朝で終わりました。昼過ぎから、痛みが増してきて、かなりつらいです。市販の鎮痛剤を飲むか、迷っています。

 

オンライン勉強会で、自閉症の人の偏食の話になりました。講師の先生の「自閉症の人の偏食について・・・」の独特の解釈なのですが、なるほど、そういうことかと納得したお話しがありました。

 

〇自閉症の人は、1品づつ食べる。三角食べはしない。

 

〇口の中で味が混ざるのが嫌。「味が混ざる=まずい」と、感じる。

 

〇まずいモノは、絶対食べない。妥協しない。

 

〇自分の体が欲しいているものしか、食べない。世の中の栄養学は関係ない。

 

〇成長期や、怪我、病気などで、体が欲したタイミング、時に食べるものが増える。

 

〇偏食で病気になることは無い。体が丈夫。

 

以上のように、自閉症の人の偏食は、自分の体のことは、わかっていて行っているものなので、心身にゆがみ、ひずみが出てなければ、親や支援者が余計な口だしをしなくていいそうです。

 

変に、偏食をなおしてしまうと、丸のみで、よく噛まず、早食いになり、肥満や成人病の原因になることも問題になっています。

 

息子も、小さい頃は、野菜は食べない、カレーとルーは別に食べる。混ぜご飯から具を、全部抜くなど、超偏食でしたが、今は、生トマト以外しっかり食べます。

 

ご当地グルメも好きですし、自分でご飯をコンビニで買う時は、メインのお弁当以外に、緑黄色野菜のサラダを足したりします。家族の中で一番、栄養の偏りに気を付けています。かわるものですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

先日、洗面所をリフォームしてから、「うがいコップ」は、右手がヘアスプレーや軟膏置き場になったので、左側の減りに置くことにしていました。

 

ところが息子から、「コップが、落ちそうで怖いから、右側置きたい」とヘルプがでました。でも、右側に置いてしまうと、軟膏やヘアスプレーがすぐに使えません。

 

なので、こんな解決策を提案してみました。透明なプラで、「コップガード」を作りました。これがついてから、息子も安心してコップを置いてくれるようになりました。息子との交渉が、うまくいってよかったです。

 

 

追伸

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