自閉症スペクトラムの結婚について | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。朝晩冷え込みが厳しくなってきましたね。空がとても高くで、波状雲が出ていました。秋の空ですね。

 

 

昨日の勉強会「日常生活自立支援事業」の話の中に、当事者で結婚しているという方のケースが何人も出てきました。

 

アスペルガー症候群の方は、結婚願望が強く、一般就労されているとお金もあり、結婚されるケースは、まれではないそうです。自閉症の人は、あまり結婚願望はないようです。

 

就職して大人になったら、次は「結婚しないといけない」と思い込んでいるのだそうです。

 

結婚するということに、憧れているだけで、実際結婚したら、1人の時間がなくなること、夫婦生活や子育て、相手の親族との付き合い等、様々な自分の苦手なことが、もれなくついてくるということに気が付いていないのだそうです。

 

結婚の現実を、理解できていないまま結婚するのですから、上手くいくわけがありません。

 

人との距離感や、相手の立場に立って物事が考えられない、強いこだわりやマイルールをもっていて、パートナーにもそれを強要してしまうなど、結婚生活や家族を維持していくことが、難しい場合も多いそうです。

 

その結果、メンタル面で不調をきたしたり、DV、モラハラ、虐待、奥さんがカサンドラ症候群になるなど、不全家族になり、離婚したりするケースも多いそうです。

 

カサンドラ症候群とは、発達障害の夫やパートナーへの報われない支援の毎日から、精神的苦悩や心身の疲弊が大きくなりすぎて、奥さんが精神的にサポートが必要になる状態のことをいいます。

 

性格が合い、価値観も近く、相手を気遣えるタイプ同志の結婚ならいいですが、アスペルガー症候群やグレーゾーンの方の結婚は、相互理解を深め、一から新しい家庭を築くといことを忘れないようにしないとダメだということが分かりました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

髪の毛が伸びてしまい切らないといけない息子。先週末、かかりつけの美容院に、予約の電話をしたら、「今日はいっぱいなので、来週にしてください」と言われたといっていました。

 

忘れないかと心配していたら、カレンダーにきちっと「9:30ク〇ールさん」と書いてありました。自分で予定を書き込めて偉かったです。

 

追伸

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