社協の「日常生活自立支援事業」の勉強会へ行ってきました | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。昨日、歯医者で、左下の奥歯を半抜歯しました。歯を2つに切って、片方だけ残すという、ちょっと外科的な手術でした。抗生剤と解熱剤を飲んでいますが、まだフラフラしています。

 

「日常生活自立支援事業」の勉強会に参加してきました。久しぶりの対面式の勉強会でした。

 

「日常生活自立支援事業」というのは、市町村の社会福祉協議会で、高齢者や障害者が受けられる、日常生活をサポートするサービスです。

 

親亡き後は、本人の意思が尊重されつつ、しっかりと財産を守れる、このようなサービスを使えると安心です。

 

サービス内容は、以下の3つです。サービスによって、それぞれ利用料がかかります(金額は、社協によって違います)

 

1)「福祉サービス」

 →福祉サービスを、利用するために、意思表示をしたり、情報を入手したり、理解判断が難しい場合に、それをサポートしてもらえます。契約自体はできないが、付き添って手続きを手伝ったり、やり方を教えてくれる。

 

2)「金銭管理サービス」

 →本人に代わり、金銭管理をしてくれる。通帳を、生活支援員に預けておいて、定期的に、お金をおろしてきてもらって受け取ることができる。公共料金やグループホームの利用料の振り込みを代行してくれる。使いすぎや払い忘れなどを、防ぐことが出来る。

 

3)「書類等預かりのサービス」

 →定期預金通帳等の他に、年金証書、印鑑証明、マイナンバーカード、権利書などの無くして困る書類を、契約する貸金庫で保管してくれる。

 

このサービスは、本人と、社会福祉協議会との契約になるので、本人からの依頼がないとできません。親や支援者の依頼では、ダメです。

 

あと本人が、契約が結べる心身状態にあることが、利用の条件です。高齢者であれば、認知症がすすむと使えません。障害者は、契約書の意味が分かる、署名ができないと使えないそうです。

 

上記のことが出来ない状態になった場合は、成年後見制度利用へ、移行してもらうことになるそうです。そのフォローは、社協が引き続きやってくれるそうです。

 

使える人が限られる支援ですが、リーズナブルな利用料や本人に寄りそってくれるサービスなので、住んでいる市の社協へ聞いてみて、将来的な子どもの状態によっては、利用も視野に入れていきたいと思いました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

絵を描くときに、色鉛筆を使っている息子。ストックが無くなったので、ガイヘルさんと文具専門店に行ってきました。

 

その鉛筆、色ごとに輪ゴムで留めてしまっていました。さすが自閉症、几帳面ですね。

 

 

 

追伸

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