LADです。今日も暑かったですね。10月だというのに、最高気温29度、夏のようです。でも、ご近所のお庭で、コキア(ほうき草)が、紅葉を始めていました。秋は、しっかり近くまで来ていますね。
コロナ禍で、福祉事業所の企業からの受注の仕事や自家製の食品販売がなくなってしまい、利用者さんの仕事が無くて困っているという話を、何人もの人から聞きました。
福祉事業所は、受注作業の工賃や食品や物品販売の売り上げで、利用者さんに、お給料を払っています。複数の作業がある事業所はまだいいですが、コロナの影響を受けてしまった仕事しかない事業所は、本当に大変です。
福祉事業所で、出来る仕事は無いかと考えてみました。実際に、うまくいって利益を出している事業所も知っています。私のオリジナルでないものも含みます。
〇犬用のオーダークッキー
→材料厳選で、獣医と相談しながら作った犬用のヘルシークッキーをペットショップにおろしている事業所を知っています。さらに、付加価値を付けて、注文受けて、飼い主さんのオーダーに合わせて、そこのうちのワンちゃん用のクッキーを作る。
→人間用は、イベントもなく、老人ホームなどへの販売販路が、今は、見つかりませんが、ペット用なら、通販などでも、商売になると思います。
〇ベルマークの仕分け、発送。
→小学校や中学校のベルマークの仕分け、発送は、PTAの役員の作業です。かなりの拘束時間があり、負担が大きいとされています。これを、PTAから請け負い、手数料を払ってもらいます。
→ハサミで、ベルマークの周りの余計な部分を切る。番号で、会社ごとに弁別する。まとめて台紙に張って、各会社へ請求する。かなりの工程が発生するので、仕事として多くの人員が必要。
〇清掃・除菌作業。
→コロナ禍ですから、どこでも、消毒が必要です。例えば、スーパーの買い物カゴやカート、学校や公共施設の手すりやエレベーターの消毒、拭き掃除など、マンパワーが必要です。
〇農業の期間限定お手伝い
→収穫期や植え付け時、草刈など、毎日ではないが、農家の繁忙期に、マンパワーを提供する。農業従事者が高齢化しているので、技術的なことは、農家の方が行い、収穫した作物をコンテナに運んだり、草むしりなど、力仕事を請け負う。
以上、いろいろとあげてみました。福祉事業所へ仕事をお願いするというのは、人件費が安く抑えられることが強みです。また、少ない数でも仕事が受けられるので、オリジナル性が高いものが生み出せるという強みがあります。
問題点は、どういう風に、福祉事業所につながればいいのか、一般の人は知らないので、仕事のマッチングをする、障害特性もわかるコーディネーターのいる相談窓口となる機関が必要だと思います。
各事業所ごとに、出来ること、やっていること、設備や、人数などをデータ化し、揃えておき、企業や行政から「こういう仕事を発注したいが、受けてくれる事業所は、ありませんか?」と、問い合わせが来たら、対応できる事業所を紹介するのです。
受けた仕事も、データ化しておけば、同じような注文が来た時に、すぐに事業所を紹介することが出来ます。
また、福祉事業所とは、どういう施設なのか、どういう特性があるのかを、仕事を発注する企業に、事前に説明しておいてくれると実際に作業してもらう福祉事業所との打ち合わせがスムーズにいくと思います。
軌道に乗るまでは、たいへんですが、オンラインや宅配なども有効活用すれば、地域も問わずに、仕事を受けることができます。
障害のある子どもたちの働く場が増え、工賃やお給料がもっと、高い水準になることを願ってやみません。
【今日のいいとこ探し】
月末、新幹線のラストランをガイヘルさんと観にいくつもりでいる息子。東京駅は、混雑するとわかっているので、混雑しない、密にならないスポットをリサーチ中です。
インターネットで、検索したり、電車好きな会社の先輩に聞いたり、いくつか候補がでてきたようです。来週、事前に下見に行って、場所のチェックをすることにしたそうです。
「雨が降ったらどうしよう・・・」と心配していたので、晴れの日に行くところと、雨が降ったら行くところ、分けて計画することを提案したら、安心したようです。
追伸
ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。