「捨てられない」を、どう解決するのか・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日、も冷たい雨でしたね。10月下旬の気温ということで、羽毛布団を出してきました。

 

息子は、根本的に、物を捨てることが苦手です。なので、描いた絵、書いたメモ、チビた色鉛筆、擦り切れたタオル、穴の開いた靴下など、沢山溢れています。

 

「捨てる」ことを、どうしたら受け入れやすくなるかを説明します。

 

息子は、小さい頃、一度体に付けた絆創膏を捨てることができなかったのです。自分の体に貼ってあったものなので、なんだか自分の体の一部に感じてしまうようでした。

 

ゴミ箱に捨てようとすると大泣きして、抵抗するので、瓶に、ラベルを貼って、入れ場所を作りました。

 

不衛生なのですが、毎回取り上げてケンカになるくらいならと、お家を作りました。息子は、絆創膏を剥がすと自分で入れていました。捨てるわけでは無いと分かって安心したようでした。

 

文具や、おもちゃを「捨てられない」自閉症のお子さんが多いと聞きます。息子も、プラレールがすごい数になり、部屋に置ききれなくなりました。これは、息子と相談して、部屋に出しておく1軍と、段ボール箱に入れて、ロフトに上げてしまっておく、2軍にわけました。

 

ロフトに上げたプラレールのことは、忘れているので、もうそろそろ処分していいかと思っています。目につかなければ、執着がうすれるものです。

 

また、息子は、「捨てる」のは、許せなくても、「リサイクル」や「誰かにあげる」のは、OKなようです。なので、ゴミとして捨てるのでなく、誰かの役に立つために、家から無くなるという形にすると、受け入れてくれます。

 

学校の作品や、理科の実験キットなどは、写真を撮ってから、処分するようにしています。これも、無くなるのでなく、データとして残っているということで、安心できるようです。

 

母も使うか使わないか分からない紙袋を大量にためていたり、一度買った本は、捨てられなかったり、使わない調味料が、台所にあふれていたりと、大人でも色々捨てられないのですが・・・・・

 

「捨てられない」を、なんとか克服できるようになるといいですね。

 

【クスっと、コーナー】

 

テレビ横のコーナー。スーパーマリオのテレサのぬいぐるみが置いてあったのですが、今日見たら、カービィのぬいぐるみが上に乗って、トーテムポールの様になっていました (* ´艸`)

 

 

 

追伸

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