「息子がコロナに罹ったら・・・」再度シミュレーションしました | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。連日の感染者の増加がとまりませんね。県内ですが、実家への帰省をどうするか、悩んでいましたが、日帰りで行くことにしました。

 

コロナワクチン接種をしたこともありますし、親から、イノシシよけの電柵の不具合も報告を受けていて、そのままほっておけません。雨ですが、息子と作業をする予定です。

 

去年、「息子がコロナに罹ったら・・」どうするかというシミュレーションをしていました。1年たって、色々状況が変わってきたので、再度シミュレーションをしてみました。

 

1)コロナにかかっているかどうかの判断をくだす方法(観察)

 

〇毎朝、体温する。これは、体調説明がうまくない、息子の体調を知る方法として有効なことです。会社に行く前に、必ず体温を測るので、その記録から、37度以上熱がないか、親が確認。

 

〇咳、喉の痛み等、親が健康観察する。息子にも、息が苦しいとか、喉が痛かったら、すぐ教えるように伝えてあります。

 

〇コロナの特徴である、「倦怠感がひどい」というのは、息子は、伝えることができないと思います。寝転がったり、朝起きてこないなどの、いつもと違う動作がないか、チェックしています。

 

〇体調異常があれば、会社へ連絡し休ませる。

 

2)コロナの疑いがある場合、障害者のかかれる病院をさがす方法。

 

〇住んでいる市の「新型コロナウイルス総合相談窓口」へ連絡。一般の人と一緒の検査が難しければ、市内の社会福祉法人内の診療所でPCR検査は出来ることを確認してあります。

 

〇相談の窓口では、電話をした時に、息子に、軽度の知的障害と自閉症の診断があることを伝える。20歳だが、口頭での説明で理解できることと、出来ないことがあることを説明。問診、検査には、母親が立ちあうことを願い出る。インフルエンザ検査は出来たことを伝える。

 

3)PCR検査について

 

〇家で、抗体の簡易検査キットを使って検査する。

 

〇コロナウィルスに感染しているかどうかを検査することを説明。行く病院、行く方法(たぶん、自家用車)、母が一緒に付き添っていくこと、検査の手順を説明。見通しを立てる。

 

〇インフルエンザの検査をしたことがあるので、それと同じように、長い綿棒を鼻の奥にいれて、検査をすることを説明。見通しを立てるために、結果は、すぐ出なくて後から連絡がくることも伝えておく。

 

4)診断が出たら

 

〇息子の会社に連絡。濃厚接触者になった父・母・娘も、それぞれに必要なところに連絡。父なら、会社と実家。娘は、大学と友人。母は、実家と親の会のメンバーや友人等々

 

〇症状が重ければ動けないので入院できますが、今の病床が足りない状況では、治療以外に手がかかる患者として入院はできないかもしれません。住んでいる県では、利用に制約がありますが、障害者(成人と児童)を受け入れる病院を確保してあります。

 

〇施設療養は、1人で過ごせないので、利用は無理です。やはり自宅療養になると思い、準備をしています。

 

〇自宅療養の場合は、息子の部屋を、過ごしやすいようにします。2段ベットの上段で寝ているので、危ないです。おもちゃや本を片付けて、床にマットレスを敷いて寝てもらいます。息子が、飽きないように、リビングのテレビとゲーム類を息子の部屋に運び込む予定です。

 

〇原則、自分の部屋から出ない生活をしてもらいます。2階のトイレは、息子専用にします。食事は、部屋に運びます。部屋に、飲み物やおやつも、用意しようとおもいます。

 

〇風呂は、一番最後に入ってもらい、消毒をするようにします。部屋の中の掃除や消毒は、本人が元気なら、やってもらいます。

 

〇時間を決めて、換気と様子観察をしますが、緊急の時は、スマホの充電を息子の部屋にして、LINEか電話を母にしてもらいます。

 

〇いつ、普通の生活に戻れるかわかりません。咳がでなくなったら、熱が下がったら、元気になるというのがどういうことかを書いて伝えようと思います。現状では、10日間が、隔離の目安のようです。

 

保健所がいいというまで、2階の部屋での暮らしは続きます。お母さんが、決められないことを先に言っておきます。そうしないと、「いつ?いつになったら、外に行けるの?、みんなと一緒に、ご飯食べられるの?」等、質問攻めにあうからです。

 

以上、息子がコロナに罹った時の対応をあげてみました。これが、使われないことが一番なのですが、万が一を考えてのシミュレーションです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

雨の中、ガイドヘルパーさんと出かけた息子。コロナ感染を気にして、早めに帰宅しました。

 

本当は、行きたいところがあったようですが、「コロナがおさまったら行くからいい・・」と、自分の気持ちと折り合いをつけてくれました。

 

 

 

追伸

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