自閉症の「独り言」について | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。台所の出窓の下で育てている、メロンに実が付きました。蔓タイプなので、出窓のいいグリーンカーテンになっています。

 

 

先日の勉強会で、自閉症の人は、「不快な音」への対応で、耳をふさぐという行為をするのだか、それでもダメな時は、「独り言」や「唸り声」で、不快な音を相殺しようとするのだそうです。

 

なので、自分を守るための工夫である「独り言」を禁止してしまうのはよくないそうです。本人が自分で、苦痛から逃れるためにやっていることを禁止されると、次は、逃走や自傷行為につながってしまうそうです。

 

経験的に、「独り言」には、2種類あると思っています。1つは、上に書いたように、不快なことや、苦痛からの回避のため。もう一つは、自分の頭の中で考えている楽しいことが、外に出て来るというものです。

 

息子も、頭の中で作った創作小説や大好きなテレビ番組やYouTubeの一場面を、ずっと話し続けます。独り言の声が大きすぎて、困ることもしばしばあります。

 

でも、独り言を言っている時は、ご機嫌です。なので、家に居る時は、そのままOKにしています。

 

外では、仕事中は、周りに人がいる時は、禁止。一人作業で、周りに人がいなければOKとなっています。電車の中など、公共の場所では、無し、それでも、話したいときには、「小さい声で・・・」と約束しています。

 

自閉症の「独り言」は、奥が深いです。

 

【今日のいいこと探し】

 

コロナワクチンを打って3日目。まだ、腕が痛いと言っている息子。仕事は、いつも通り出来るかどうかわからないので、一筆書いて持たせました。

 

また、いつも会社へ持って行くリュック。色鉛筆や描いた絵や絵を描くための紙の資料をもっていくので、重さが8キロあります。

 

さすがに、腕が痛いのだから、半分にしていくように言って、荷物を減らしてもらいました。相当腕が痛かったのか、素直に減らしてくれました。このまま、半分の量にしてくれるといいのですが、どうなることでしょう・・・明日の朝、確認したいと思います。

 

 

追伸

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