息子が辛い(辛かったという)過去を語る・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、天気は不安定でしたね。2時過ぎくらいから、雲が陰って、雷がなりだし、夕方は夕立がきました。そろそろ、梅雨明けでしょうか。

 

息子の大好きなプリティストアーが開店したのが、2019年の10月で、もうすぐ2周年だそうです。そのことを、お店のTwitterで知った息子が、急に、会社に入社して、辛かったことを話始めました。

 

「僕、〇〇に入社して、1年目に、大好きな京急線が脱線事故を起こして、すごく辛かったんだ。京急線とポケモンの絵が描けなくなっちゃったんだよ」

 

「でも、○○の▽▽先輩が、私プリキュア好きだからプリキュアの絵を描いてみたらって言ってくれたんだ」

 

息子は、小さい頃から、プリキュアが好きだったのですが、小中学は、オタクっぽく見られてイジられることを、母が気にして、家の外で、プリキュアのことを言わないように、言っていたのです。

 

この時、先輩の言葉から、息子は、大人になっても好きなものは、好きでいいと気が付いたようです。会社の先輩に、感謝です。

 

母も、養護学校の高等部になるころには、息子がアニメを趣味してもいいと、割り切れていました。

 

先輩のアドバイス通り、プリキュアと電車の「キャラ鉄」を描くようになった息子は、また生き生きと絵を描くようになりました。そして、「20歳の個展」へと繋がっていきます。

 

辛いことも、話すことで、和らぐこともあると思います。今では、息子は、辛かった思いを、過去の話として昇華させていることが分かりました。

 

「辛かった」過去のことを、話せるようになったことに成長を感じました。

 

【クスっと、コーナー】

 

昨日のガイヘルさんとのお出かけ先で撮った250枚の電車の写真の中に、1枚だけシラスの写真がありました。

 

 

「何でシラスの写真を撮ったの?」と聞いたら、「お弁当に、点々のある、シラスじゃない魚が入っていたから・・・写真撮った」と言われました。

 

目の付け所が、面白いですね。

 

ちなみに、写真はエソの仲間のようです。シラス(ちりめんじゃこ)に、違う魚やカニが交じっているものを、ちりモン(ちりめんじゃこモンスター)というそうです。

 

「チリモン図鑑」という一覧表もあるので、息子に教えてあげました。

 

 

追伸

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